2011年7月27日 (水)

11時頃の局面

45_49


時刻は11時15分。
広瀬の49手目▲2二歩を見て、羽生が長考に沈んでいる。
本譜▲2四歩~▲2二歩の攻めは控室やニコニコ動画の解説でも指摘されていた最も激しい変化で、本格的な戦いがいよいよ始まることになる。「いきましたね。これはもう後戻りはできないですよね」と関係者。検討を行っている酒井七段も同調する。


【Twitter解説】

阿久津七段 >>
後手は次に△6五銀から攻めてきます。先手の次の手ですが、第一感は▲2四歩(本譜47手目)と指してみたい。▲2四歩△同歩▲2二歩△同金の利かしが入れば大きい。そうなれば▲4五銀直や▲5五銀右と銀をぶつけて攻め合いたい。
(図の局面で)後手は攻め合うとすれば△6五銀ですが、▲同銀△同桂▲2一歩成(下、変化図)は後手が駒損となって苦しい。▲2二歩と同じ意味でここで△8八歩とたたく手は考えられます。


45_


(若葉)