図は43手目▲2四歩まで。1日目午前中に早くも歩がぶつかりました。中村九段に現局面について聞きました。「二人とも第4局で死ぬほど考えたでしょうから、この局面も想定内の戦いだと思います。深浦王位の▲7九金寄(41手目)は自然な手ですが、1手遅れるので第4局は▲3五歩と仕掛けたのでしょう。(広瀬六段が比較的短考で△5五歩と突いたことについて)▲7九金寄は予想していたのでしょうね。本局も私がわからない進展になるかもしれないですが、変化が狭そうなのでどうか。広瀬六段は動いた以上は良くなる順があると見ています」
(駒がぶつかり、中村九段、佐藤七段が検討開始。上の図から△2四同歩▲5五歩△5六歩の進展を調べている)
(銀杏)
2010年9月 1日 (水)