2010年8月

2010年8月 4日 (水)

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中盤から深浦の強靭な受けに苦しいと見られていた広瀬だが、
難解な戦いを制して、大きな2勝目をあげた

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4手目△3三角戦法から△2五桂ポンと意欲的な指し回しを見せた
深浦だが惜敗を喫した。次局は地元の佐世保。巻き返しを狙う

(吟)

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「苦戦を意識していましたが、▲2五桂(63手目)は勝負手のつもりでした。
恐かったが▲8八銀(93手目)でギリギリ大丈夫だと思いました」と主催紙
のインタビューに答える広瀬
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「居飛車で来られたら、△3三桂(4手目)は予定でした。▲8八銀(93手目)と
受けられて手がないのでは、まずかったですね」とインタビューに答えた深浦
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まだ興奮冷めやらないのか、両対局者とも言葉を選びながら話していた

(吟)

広瀬が125手で制し2勝目をあげ、2勝1敗とリードした。
終局は19時22分。消費時間は▲広瀬7時間58分、△深浦7時間59分。
第4局は8月10・11日、長崎県佐世保市「ホテル万松楼」で行われる
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投了図以下は△8三玉▲7二角△同玉▲6一角まで即詰み

(吟)

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控え室の検討通り▲8八銀と広瀬が打った局面。
これはどうも逆転したようだ。先手玉を寄せる思わ
しい順が発見されていない。
後手玉はピッタリした受けもないようだ。したがって
▲7五桂で広瀬優勢と言う控え室。
深浦の手番であるが、まだ手が伸びてこない
ここまでの消費時間は▲広瀬7時間55分、△深浦
7時間23分

(吟)

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図の△6八角成に▲8八銀と打って、難解のようだ。
一時は深浦勝ちで動いていた報道陣だが、また控え
室へ引き上げることに。先手はまだまだ粘りある形で
形勢は揺れ動いている。後手にうまい寄せがなければ
先手から▲7五桂という手がとんでくる

(吟)