2010年7月

2010年7月28日 (水)

控え室では封じ手の封筒を持った立会人の島九段が、副立会人の豊川七段と、先の展開を予想している。定刻9時の15分前になり、封筒を持って対局室へ。対局室にはすでに広瀬六段が入室しており、深浦王位の到着を待っていた。

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(島九段(左)、豊川七段(右))

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(深浦王位の到着を待つ)

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(広瀬六段。やや緊張の面持ち)

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いよいよ本日9時より第2局二日目が始まる。本日の両対局者の朝食は、深浦王位が、広瀬六段ともに和定食(香の物、焼き海苔、ご飯、味噌汁、温泉たまご、納豆、塩鮭の網焼き、温野菜、フルーツ、お茶)。

記者が準備のため控え室に入り、ちらとモニタを見やると……モニタの上に何かが乗っている。

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(こちらが盤面を映すモニタ。その上に注目)

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題して「穴にこもる広瀬熊をつつく深浦ペンギン」。北海道新聞文化部の記者による作品である。小さな場面の中にも、確かなルネッサンスの息吹が感じられる。

(文)

2010年7月27日 (火)

夕食はレストラン「ヴェネチア」で供される。メニューは以下の通り。

・旬のカツオのたたき サラダ仕立て(Bonite de "tataki" au Salade Sause japonaise)
・鮮魚のベニエ 海苔酢ソース(Poisson blanc Beignet et Sauce "norisu" Vinegre)
・牛ロース肉のソティ 緑胡椒和風ソース(Aloyau de Boeuf Sautee Sauce Poivre Vart Japonaise)
・山菜の和風おこげピラフ 帆立餡かけ(Saintjacquse et Plante sauvage de Pilaw a la Japonaise)
・本日のデザート(Dessert jour)

(文)

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(深浦王位が封筒を広瀬六段に返し、広瀬六段が立会人の島九段に封筒を預ける)

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(駒を片付ける)

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(一礼して、一日目が終了)

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(深浦王位が退室した後、広瀬六段は棋譜用紙を確認していた)

(文)