2010年6月

2010年6月11日 (金)

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終局は18時54分、感想戦終了は19時33分。

第51期王位戦七番勝負日程 深浦康市王位VS広瀬章人五段

第1局 7月13日(火)・14日(水)石川県金沢市「ANAクラウンプラザホテル金沢」
第2局 7月27日(火)・28日(水)北海道札幌市「ルネッサンスサッポロホテル」
第3局 8月3日(火)・4日(水)兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」
第4局 8月10日(火)・11日(水)長崎県佐世保市「万松楼」
第5局 8月24日(火)・25日(水)徳島県徳島市「渭水苑」
第6局 9月1日(水)・2日(木)神奈川県秦野市「陣屋」
第7局 9月14日(火)・15日(水)神奈川県秦野市「陣屋」

本日は1日ありがとうございました

(吟)

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嬉しいタイトル初挑戦。振り穴王子の夏に注目だ

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淡々と感想戦を行う羽生名人とそれを見つめる加藤九段
と戸辺六段

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若手棋士も興味深そうに見つめている

(吟)

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「いつもの対局と同じように、緊張せずに指せました。
仕掛けに関しては想定の手順で、難しいと思っていました。
途中(83手目▲3一銀)の局面は駒損でしたが、自陣が遠
く負けづらい形になったので、リードしたと思いました。二日
制はもちろん初めて。雰囲気に飲まれないようにしたいで
す。結果はもちろん大事ですが、内容を重視していきたいと
思います」(広瀬五段)。

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「難しいと思っていましたが、▲2二馬と切られて駄目ですね。
他に指しようがあったかもしれません。今日の将棋は仕方な
いですね。うまく決められました」(羽生名人)。

(吟)

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投了図は▲5四竜まで。後手は銀合いするよりないのだが、
▲1六桂以下の詰みである。

97手で広瀬五段が羽生名人を降し、深浦王位への挑戦権を得た。
広瀬五段はタイトル初挑戦。フレッシュな挑戦者が名乗りをあげた。
七番勝負第1局は7月13日(火)・14日(水)石川県金沢市「ANAク
ラウンプラザホテル金沢」にて開幕する

(吟)

Oui2010061178

▲4七同銀にノータイムで△5七金と打ち込んだ局面。
ここまでの消費時間は▲広瀬3時間32分、△羽生3時間24分。
記者が棋譜を取りに特別対局室に入室すると、勢いよく△5七
金と打ち込んだところであった。金を打ったあと、駒台に残った
銀と桂をグググ~と押さえつけるような仕草を見せた後、髪を
かきむしった。

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阿久津主税七段も控え室へ。検討を見て腕組みをして
考え込んでいる

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1分将棋の神様・加藤一二三九段も控え室へ

(吟)

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互いに九州出身(森下九段は福岡県・深浦王位は長崎県)で、
(故)花村元司九段門下の兄弟弟子。しばし談笑

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17時55分頃▲5六馬の局面。
「振り飛車が桂損ですが、3四の歩が大きい
ので、居飛車が忙しいですね。ゆっくりしてい
ると、馬(5六)の拠点が大きいので後手に手
段があるかどうか。形勢はわかりませんが、
どちらかに傾いているはずです」(深浦王位)

(吟)