2013年1月14日 (月)

大盤解説会場へ

インタビュー終了後、ファンの待つ大盤解説会場に移動して感想戦が行われました。

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(関係者と移動する両対局者)

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(大盤解説の山崎七段とともに一局を振り返った)

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(里見女流名人)

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(上田女王)

(若葉)

終局直後

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(主催紙のインタビューを受ける里見女流名人)

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(一進一退の攻防の末、惜しくも好局を落とした上田女王。第2局以降に巻き返しを図る)

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(投了の局面。▲6四飛成以下は△7四銀▲7五竜△9四玉▲9五竜までの即詰みである)

(若葉)

里見女流名人が先勝

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第39期女流名人位戦第1局は113手までで里見香奈女流名人の勝ちとなりました。終局時刻は16時27分。消費時間は▲里見2時間27分、△上田2時間59分(持ち時間各3時間)。第2局は1月20日(日)に千葉県野田市「関根名人記念館」にて行われます。

(翔)

今度は先手が詰まない

22_2自玉に詰みはなく、相手玉を寄せ切れば勝ち、という局面を築いていた上田女王。
残り時間の少ない後手は△3九飛から果敢に詰ましにいきました。控室でも「先手玉は詰みそうだ」とみて検討されていましたが、変化が多くなかなか読み切れません。上田女王は王手で迫りましたが、左図まで進んで先手玉の不詰がはっきりしました。後手は持ち駒がなく、王手をかけられると合駒がない状況。現局面は、逆に先手の勝ちになったとみられています。


(若葉)

詰むや詰まざるや

21_1指し手がばたばたと進み、局面は一気に終盤戦へと入っています。
上田女王の考慮時間は残りわずか。対する里見女流名人はまだ30分以上残しています。後手玉が危険な形をしていますが、控室では詰みなしとみられています。先手はほぼ受けがない形。このまま進めば後手の勝ち筋のようです。


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(大盤解説から戻ってきた杉本七段。終盤の詰むや詰まざるやを検討している)   


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(前夜祭で販売されていた「紅白絆麺」。観光センター出雲や出雲空港で購入可能だそうだ)

(若葉)

大盤解説会

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現地では13時30分から大盤解説会が行われています。
解説を担当しているのは現在、山崎七段と杉本七段です。

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天候がよくなかったことから参加人数が心配されましたが、昨年と同様に大盛況の入り。用意されていた座席は早々に埋まり、立ち見が出るほどになっています。

山崎七段「こんなに最初から立ち見が出るほど一杯になることはなかなかないですね」
杉本七段「有名な棋士のタイトル戦でも見たことがないですね」
山崎七段「改めて里見さんは出雲のファンに支えられているんだなーと思いました」
杉本七段「里見さんの強さの一端を見た気がします」

杉本七段「自分が棋士になったときに里見さんはまだ生まれてないことを知って、先日がく然としました」
山崎七段「里見さんとはもう(研究会で)指されましたか?」
杉本七段「横で見てたじゃないですか、私が負けたのを(笑)」
山崎七段「あ、そうでしたね。思い出しました」
杉本七段「感想戦も横から入ってきてたじゃないですか(笑)。人が悪いなあ」

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大盤では52手目△3六同銀の局面が解説されていました。

山崎七段「ここで△2四銀と引く手はないですね。手厚い棋風の杉本先生でもないですよね?」
杉本七段「糸谷君(哲郎六段)なら見た瞬間、むしり取るように取るでしょうね」
山崎七段「NHK杯とか見てるとわかると思うんですが、彼はじっと相手を見るんですよね。こちらが悪手を指すと驚いたような顔をするんですよ。形勢が悪いと思ってると、盤上にのめりこむように向かうようになります」
杉本七段「彼はわかりやすいですね(笑)」
山崎七段「里見さんと上田さんはどうですか?」
杉本七段「対局室で見た限りはあまりかわらないですね」
山崎七段「ポーカーフェイスなんですね」

(若葉)

午後のおやつ

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15時になり、両対局者におやつが出されました。

出されたのは写真のマロンケーキ。
出雲市内にある洋菓子店「LINZ(リンツ)」の逸品です。
LINZは対局場から車で10分ほどのところにあり、女性に人気のスイーツ店なのだそうです。

(若葉)

控室(4)

午後に入り、現地大盤解説会が始まりました。
山崎七段と香川女流初段は解説会場へと向かいました。

控室では、杉本七段が継ぎ盤の前へ。
観戦記者の木屋太二さんと中盤の難所を検討しています。

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(杉本七段)

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(控室に届けられた差し入れ。「くろがねもち」は島根県松江市「風流堂」の銘菓である。パッケージは小説家・宮尾登美子さんの筆によるもの。著作が大河ドラマ「篤姫」にリメイクされ、その中で薩摩の「くろがねもち」が大きな話題になったことをきっかけに宮尾さんが揮毫したそうだ)

(若葉)

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