*第50期五番勝負第4局 Feed

2024年2月24日 (土)

前夜祭(4)

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(吉田正裕・大本山大聖院77世座主から、記念品のしゃもじが贈呈された)

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(記念撮影)

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(壇上であいさつした方々と記念撮影。このあと両対局者は退席した)

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(乾杯の発声 松本誠・宮島商工会会長)

「宮島のお客様が多い時期によく宮島まで皆様たどり着いたと考えております。ようこそ、世界文化遺産の宮島にお越しいただきました。ありがとうございます。(コロナ禍で減った観光客は)昨年から徐々に回復してまいりまして、なんとかいまの状況までもってくることができました。これから宮島で将棋などいろいろな会を開きまして、もっと盛り上げてまいりたいと思います」

(翔)

前夜祭(3)

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(西山朋佳女流名人あいさつ)

「皆様こんばんは。本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。今回は歴史的名所であり、素晴らしい景勝地である宮島で対局させていただくことをうれしく思っています。また厳かな明媚の対局場をご用意くださった大聖院さまに心より感謝申し上げます。番勝負のほうはあとのない状況ではありますが、いまの自分の目一杯がんばっていけたらなと思っています。第1局よりお世話になっております皆様、ご観戦いただく皆様に心より御礼申し上げます。明日も1日よろしくお願いいたします」

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(福間香奈女流四冠あいさつ)

「皆様こんばんは。本日はお忙しい中、前夜祭にお越しくださりまして誠にありがとうございます。本日お昼頃に宮島に到着しました。私は小学校の修学旅行でこちらに来ましたので20年ぶりくらいになります。そのときのことはところどころしか覚えていないのですが、大変きれいなところだったという印象がありました。今日は天気がよく、美しい景色を見ながら検分をさせていただきました。素晴らしい対局環境を整えていただきましてありがとうございます。明日は自分の力を精一杯出し切って頑張りたいと思います。お世話になります関係者の皆様、よろしくお願いいたします」

(翔)

前夜祭(2)

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(主催者あいさつ 報知新聞社・依田裕彦代表取締役社長)

「50期という大変大きな節目を迎えた今回の五番勝負は、8つある女流タイトルを四冠ずつ分け合う西山朋佳女流名人と福間香奈女流四冠による、まさに頂上対決と呼ぶにふさわしい対局になりました。西山女流名人が星をタイに戻し、勝負の決着を最終局へと持ち込むのか。あるいは福間女流四冠が勝負を決めて、女流名人に返り咲きを果たすのか。明日の対局は、お互いの気持ちがぶつかり合う大熱戦になると、たくさんの将棋ファンの皆さま共々、期待をしています」

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(主催者あいさつ 清水市代・公益社団法人日本将棋連盟常務理事)

「第4局開催の立役者の吉田(正裕・大本山大聖院座主)さまとのご縁は6年ほど前、京都の世界遺産・仁和寺になります(注:吉田座主は当時、真言宗御室派の総本山、仁和寺の執行長を務めていた)。そのとき吉田さまはお忙しかったのですが、ちょうど見頃の御室桜をご案内いただき、そのときに即断即決で将棋界のビッグタイトル(竜王戦)をご誘致いただきました。そこからのご縁なのですが『いつか女流棋戦を』という話をさせていただき今回の実現になりました。五番勝負の第4局、本当に大きな一番になります。盤上だけではなく、盤外の心理戦もお楽しみいただければと思います」

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(共催者あいさつ 椋田昌夫・宮島弥山空海生誕1250年記念事業実行委員長)

「宮島は一時期コロナ感染症で非常に大きなダメージを受けました。昨年のG7で息を吹き返し、そしてまた、このイベントで花を添えて。実行委員会としても ここ世界遺産の宮島の歴史や大自然を感じながら対局していただければと思います。多くの皆さま方にご協力いただきましたことに感謝し、今後の将棋界のご発展と、宮島、広島の隆盛を祈念しております」

(撮影=翔、書き起こし=夏芽)

前夜祭(1)

18時から「宮島ホテルまこと」で前夜祭が行われました。

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(前夜祭会場。揮毫した大しゃもじが飾られている)

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(両対局者が入場し、前夜祭が始まった)

(翔)

揮毫


宮島はしゃもじ発祥の地と言われています。戦時中には「敵を『めし』取る」の語呂合わせから縁起物として全国的に有名になりました。

今回はしゃもじに揮毫しました。

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(ふたり並んで揮毫)

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(西山朋佳女流名人が揮毫する。後ろにあるのは……?)

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(力を込めて落款を押す、福間香奈女流四冠)

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(床の間に飾られていた大きなしゃもじにも揮毫)

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(福間香奈女流四冠)

(翔)

検分

関係者は12時過ぎのフェリーで宮島入り。昼食のあと、大聖院内を見学し、記念撮影を行いました。

その後15時頃から、対局室の検分が始まりました。

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(対局室は大聖院の「客殿」。この部屋は、2006年にダライ・ラマ14世が宮島を訪問したときに滞在した部屋だという)

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(西山朋佳女流名人)

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(福間香奈女流四冠)

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(照明や室温を確認した)

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(廊下側の障子を開けて明るくすると、冷気が対局室に入る可能性がある。状況を見て対応することになった)

(翔)

第4局は広島県・宮島で開催

西山朋佳女流名人に福間香奈女流四冠が挑戦する岡田美術館杯第50期女流名人戦五番勝負、第4局は2024年2月25日(日)、広島県廿日市市「宮島弥山大本山 大聖院」で指されます。

対局開始は9時30分。持ち時間は各3時間。昼食休憩は12時から13時。福間女流四冠の先手です。立会人は糸谷哲郎八段(広島県出身)、記録係は山口稀良莉女流1級が務めます。また現地大盤解説会(受付終了)は黒田尭之五段が解説、石本さくら女流二段が聞き手で出演します。

本局の中継は棋譜・コメント入力を夏芽、ブログを翔が担当します。よろしくお願いいたします。

【主催:報知新聞社】
https://hochi.news/shogi-igo/

【特別協賛:株式会社ユニバーサルエンターテインメント】
https://www.universal-777.com/corporate/culture/shogi/

【第4局棋譜再生ページ】 http://live.shogi.or.jp/joryumeijin/kifu/50/joryumeijin202402040101.html

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(広島駅からバスでの移動中に見えたサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」。今月1日に開業し、昨日初めての公式戦が行われた)

(翔)

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