第38期五番勝負第2局 Feed

2012年1月22日 (日)

関根名人の生家、墓碑

いちいのホールを出て真っ先に目に入るのが、関根名人の胸像。関根名人の生家だ。次に見えてくるのは共同墓地。ここには生前作っておいたといわれる碑が建てられている。この墓地の向かいにあるのが日枝神社で、関根名人は幼い頃にここでよく遊んだのだという。

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指導対局

大盤解説会場がある4階では、別室で佐藤七段、安食女流初段による指導対局が行われていた。

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関根名人ゆかりの地を歩く

関根名人記念館のパンフレットには、近くにある関根名人ゆかりの場所への案内が示されている。距離は歩いて1~2分のところにあり、記念館を訪れた際には足を伸ばしてみてはいかがだろうか。

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(対局場「いちいのホール」。現在は外壁の工事が行われている)

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清水女流六段、趣向を見せる

20120122_35▲6六歩~▲6七金(図)。対中飛車ではあまり見ない駒組みが現れた。里見女流名人は△6三銀直と自然に駒組みを進めている。いったい先手の狙いはどこにあるのだろうか。ひとつ気になるのは角の使い方で、どこかで▲6八銀と引いて形を整える手も視野に入れたい。直線的に攻めるなら▲4六銀~▲3五歩~▲2六飛と角頭を目標にする順が見えるが、後手にも△5一角~△6二角という反撃筋がある。守るにせよ攻めるにせよ、先手は自陣のまとめ方がひとつのポイントになりそう。今後の清水女流六段の構想に注目だ。


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午前のおやつ

10時過ぎ、おやつが対局室に運ばれた。メニューは里見女流名人がショートケーキと紅茶、清水女流六段がショートケーキ、モンブラン、カフェオレ。

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里見女流名人、「エース」中飛車を投入

20120122_23本局で後手番を持つ里見女流名人の作戦は、飛車を中央に振る中飛車。二人の対局ではここ2局で里見女流名人が四間飛車を指しており、中飛車の投入は見送られていた。本局では満を持してエースが登板。これでスコアをタイに戻せるだろうか。
一方、迎え撃つ清水女流六段は▲4六歩と突き5筋を下から受ける姿勢。最近は▲3六歩~▲3七銀の形が流行しているが、本局の先手の作戦も中飛車にとっては未解決の変化だ。桂を使い、歩の下から駒を押し上げるのが清水女流六段の好み。二人の得意形が真っ向からぶつかった。


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対局開始

9時、立会人の佐藤七段が対局開始を告げる。「定刻になりましたので、第38期ユニバーサル杯女流名人位戦第2局、挑戦者清水女流六段の先手番で開始してください」。清水女流六段の初手は飛車先を伸ばす▲2六歩。里見女流名人が△3四歩と角道を開けて応じ、第2局が始まった。

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準備が進む

互いに一礼したのち、里見女流名人が駒箱に手をかけた。里見女流名人が王将を据え、清水市代女流が玉将を据える。二人が駒を並べる間、報道陣のカメラのシャッター音が絶えず響いていた。

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両対局者、入室

8時50分頃、里見女流名人が入室。続いて清水市代女流が入室し、両対局者が揃った。

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(立会人の佐藤七段)

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Twitter解説は吉田正和四段

Yoshidamasakazu_2本局のTwitter解説を務めるのは吉田正和(よしだ・まさかず)四段。
戦型予想については、「清水女流六段の居飛車、里見女流名人の中飛車と予想します」とのことだ。


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