歓迎セレモニー
両対局者は14時50分頃に対局場の関根名人記念館に到着し、現地の皆さんの歓迎を受けました。
「野田市は4月に『健康スポーツ文化都市宣言』を発出します。将棋についても、関根名人記念館を建てた頃から将棋の普及に努めています。将棋文化を一人でも多くの方に広げて、野田が将棋の街になればと思っています」
(続いて、日本将棋連盟関根金次郎支部の芝田栄太郎支部長からあいさつがあった)
「関根名人記念館では、十数年、女流名人戦が行われています。いつも熱戦になりますので、明日は素晴らしい戦いを見学できるのではと楽しみにしています」
(花束贈呈も行われた。プレゼンターは、関根金次郎支部の将棋教室の生徒さん)
(セレモニーの最後は、両対局者による決意表明。まずは伊藤女流名人)
「昨年に続いて対局者として野田にくることができて、うれしく思います。長きにわたって、対局環境を整えてくださり、温かく迎えてくださって感謝しております。苦しい星取りになりましたが、自分の将棋を指すことに集中して、シリーズを盛り上げられたらと思います」
「関根名人記念館には初めてうかがいました。対局しやすい環境を作ってくださり、感謝申し上げます。明日は目の前の対局に集中して、皆さまに楽しんでいただける将棋を指せればと思います」
(睡蓮)