里見香奈女流名人が誕生したのは、2010年2月10日のことでした。
昨日で丸10年が経ちました。
当時の里見香奈女流名人は17歳の高校3年生でした。
2004年10月に中学1年生で女流棋士2級でプロ入り。
2008年11月、高校2年生のときに第16期大山名人杯倉敷藤花戦で初タイトルを獲得すると、翌2009年に初防衛。並行して行われていた女流名人位戦A級(当時)をプレーオフの末に勝ち抜いて挑戦権を獲得し、清水市代女流名人(当時)との五番勝負を3連勝で制し、奪取しました。
以来、里見女流名人は防衛を続け、本局では11連覇を目指しています。
【中継ブログ 関連リンク】
第36期ユニバーサル杯女流名人位戦 五番勝負第3局 (里見女流名人誕生)
【過去の湯原対局】(名前左が先手)
第39期 第3局 里見香奈女流名人○-●上田初美女王 ※記録係は谷口女流三段(当時・室谷)
第40期 第3局 中村真梨花女流二段●-○里見香奈女流名人 ※記録係は谷口女流三段(当時・室谷)
第44期・第45期は第5局の開催が予定されていましたが、第4局までに終了したため開催されませんでした。
湯原対局は3年ぶり、8回目になります。
(翔)
(前夜祭、記念品贈呈)
前夜祭で実行委員会から贈られたのは、真庭市で作られているMATSURIKA SAVONのオーガニックアロマ石鹸です。
MATSURIKA SAVONの代表、山形彩子さんのお子さんが将棋教室に通っている縁で、記念品に選ばれました。
(提供写真)
地元の素材を生かして作られている、肌にやさしい石鹸です。
(提供写真)
贈られたのはラベンダー、ローズ、クロモジの3種類。
ラベンダーは蒜山高原のもの、ローズは島根県奥出雲地方のものが使われています。
クロモジは蒜山中和地域に自生しているクスノキ科の低木です。
(翔)