« 2016年1月 | メイン | 2017年1月 »

2016年2月

2016年2月14日 (日)

感想戦

1_2

4_7

5_6

2_12

3_10

(夏芽)

大盤解説会場へ

共同インタビューを終えた両対局者は、ファンが待つ大盤解説会場へと移動しました。

Photo_35

2_11

4_6

3_9

1

(夏芽)

終局直後

Photo_34

2_10

◆清水市代女流六段へのインタビュー◆

── 女流名人の矢倉には意表を突かれたと思いますが?
清水 最近は何が起きても驚かないようになっているので、本局も驚きはなかったです。

── 終始と金が生きた将棋でした。序盤で指しやすさは感じていましたか?
清水 いえ、定跡がなく、大局観や形勢判断が大事な将棋でしたので、ずっと難しいとは思っていました。

── 優勢を感じたのはどのあたりですか?
清水 と金で駒損を回復したところで、指しやすく感じましたが、自玉が薄いので大事に指そうと思っていました。

── 勝ちを意識したのは?
清水 ▲5五角(79手目)を打ったあたりでしょうか。

── 最終局に向けての抱負をお願いします。
清水 里見四冠を相手に、五番勝負で5局指せるのは、挑戦者にとってとても嬉しいことなので、高揚感を保ったまま、いい将棋を指せるように準備したいと思います。

3_8

◆里見香奈女流名人へのインタビュー◆

── 戦型に矢倉を選択されたことへの思いは?
里見 後手番になれば、ちょっとやってみようと思っていました。

── △8六歩(40手目)のあたりで、すでに駒組みが難しいという声もありましたが?
里見 ちょっと考えが浅はかでした。もう少し気をつけて駒組みするべきでしたが、経験をあまり積んでいない戦型なので、どういう風にもっていくか分からなくて……そこの甘さが出てしまいました。

── 形勢を損ねたと感じた局面は?
里見 昼食休憩の前あたりで、と金を作られたところは、かなり苦しいかなと思っていました。

── 第5局は大きな一番になりますが、意気込みを聞かせてください。
里見 あまりそういう対局を指すことができないので、力を出し切って、一生懸命、最後まで盤に向かえればと思います。

(夏芽)

清水女流六段の勝利

Photo_33

女流名人戦第4局は、16時22分、87手で清水市代女流六段が勝ちました。 消費時間は▲清水2時間45分、△里見2時間57分。 この結果シリーズ成績は里見女流名人2勝、清水女流六段2勝となり、決着は最終局へと持ち越されました。第5局は2月24日(水)に、東京・将棋会館で行われます。

(潤)

と金の活用

時刻は16時を回り、87手目▲6四とまで進みました。本局はこのと金が大活躍しており、先手のリードが広がっています。

Photo_32

Img_1318
(対局室のモニター映像)

(夏芽)

表彰式

大盤による感想戦終了後、すぐに表彰式が行われました。

4_5(表彰状の読み上げは池田博昭・湯原対局実行委員会委員長)

5_5
(優勝のコメントを述べる室谷由紀女流二段)

3_7
(準優勝の室田伊緒女流二段)

Photo_31

2_9
(大きな備前焼の優勝カップを掲げる室谷女流二段。女性にはかなり重いようです)

(夏芽)

第1回湯原あったまるオープン戦・結果

第1回湯原あったまるオープン決勝戦は、室谷由紀女流二段が勝って、初代優勝者に輝きました。

3_6
(大盤を使って決勝戦を振り返る両対局者)

2_6
(優勝した室谷由紀女流二段)

Photo_30
(準優勝の室田伊緒女流二段)

(夏芽)

先手好調

時刻は15時を回り、65手目▲6五桂まで進みました。清水女流六段の手堅い指し手が続いており、依然、控室では先手よし(Twitter解説の船江五段は先手勝勢)との見解です。

Photo_28

Photo_29

2_5
(湯原温泉は露天風呂番付・西の横綱に位置づけられている)

(夏芽)

指導対局

3階の大広間では、あったまるオープン参加女流棋士による、指導対局が行われています。

Img_1246

Img_1241

Img_1257

Img_1251

(夏芽)

おやつ

14時20分頃、両対局者におやつが出されました。

Img_1269
(里見女流名人のおやつは、りんごのシブーストとカフェオレ)

Img_1270
(清水女流六段のおやつは、いちごのケーキとカフェオレ)

(夏芽)

カテゴリ