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女流名人戦は51手目▲7二とまで進みました。現局面は後手が角1枚得していますが、と金寄りから飛車成りの攻めが厳しく、控室の井上九段、Twitter解説の船江五段ともに「先手よし」の見解を示しています。
(夏芽)
あったまるオープン・決勝戦は、室田伊緒女流二段-室谷由紀女流二段戦になりました。
(果たして第1回優勝者に輝くのはどちらか)
(室田伊緒女流二段)
(室谷由紀女流二段)
残念ながら、あったまるオープンの大盤解説は13時30分で終了。「いちばん面白いところで終わる野球中継みたいやな」と井上九段。
そこへ女流名人戦の解説担当の福崎九段が登場。井上九段が「先生、この決勝戦の将棋、最後にひと言解説してよ」と投げかけると「これはどっちかが勝つね」とおとぼけ回答。
13時になり、対局が再開しました。
(12時54分、先に清水が対局室に戻った)
(里見女流名人は12時58分に入室した)
(再開の合図を聞いて、清水女流六段が▲6六歩を着手)
あったまるオープン2回戦・長谷川優貴女流二段-室田伊緒女流二段戦は、12時30分を過ぎても対局が続いており、大熱戦になっています。
(大広間の販売コーナーで売られている各女流棋士のサイン色紙)
女流名人戦は46手目△8一飛まで進み、この局面で12時になり、昼食休憩に入りました。休憩前の清水女流六段が考慮時間は8分。ここまでの消費時間は▲清水女流六段1時間27分、△里見女流名人1時間12分です。昼食は両者ともに松花堂弁当。対局再開は13時です。
(両対局者の昼食・松花堂弁当)
11時15分頃、あったまるオープンは2回戦が始まっています。
(室谷由紀女流二段-北村桂香女流初段戦)
(北村桂香女流初段)
(長谷川優貴女流二段-室田伊緒女流二段戦)
(長谷川優貴女流二段)
(大盤解説会場は朝から大勢の来客で埋まっている)
(解説担当の井上慶太九段)
(聞き手の伊藤明日香女流初段)
10時30分頃、控室には菅井竜也七段が来訪しています。
(師匠の井上九段と継ぎ盤をはさむ菅井七段)
(菅井七段は岡山県岡山市の出身)
局面は35手目▲7七桂まで進み、ここで里見女流名人が20分近く考えています。
(菊之湯対局は今期で6回目。里見女流名人は過去5回すべて勝利をおさめている)
10時になり、菊之湯3階の大広間では「あったまるオープン戦」の1回戦が始まりました。
(村田智穂女流二段-室谷由紀女流二段戦)
(村田智穂女流二段)
(室田伊緒女流二段-山口絵美菜女流3級戦)
(山口絵美菜女流3級)
昨日、岡山駅からバスで移動した一行は、対局場入りする前に、勝山にある「御前酒(ごぜんしゅ)」の蔵元・辻本店に立ち寄りました。
文化元年(1804年)より、この地で酒造りを始めた辻本店は、地元の酒造好適米・雄町米や山田錦を伏流地下水にて醸しています。酒銘「御前酒」は、美作勝山藩主に愛され、その御膳酒として供えられたことに由来するものです。
戦型は、前夜祭の大方の予想に反して、相居飛車になりました。里見女流名人が矢倉、清水女流六段の右玉に構えています。