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▲6五馬とした局面は王手飛車。ただし飛車にヒモがついている。図の局面で残り時間は、里見女流名人が59分に対し、清水女流六段は9分。残り時間にかなり差がついている。控室の豊川七段は「局面はほぼ互角ですが、ちょっと居飛車がイヤな感じですね。もし先手が勝てば、里見さんの踏み込みが鋭かったということになります。ここ数手が勝負です。振り飛車の攻めが決まるかどうか」と話す。
(控室を訪れ、検討を行う室田伊緒女流二段。室田女流二段は第2局の「出雲文化伝承館」で、大盤解説の聞き手を務める)(吟)