図は端歩を突き合った局面です。
前例は1局、▲有吉道夫九段-△高橋道雄九段戦(1983年)です。控室では東八段と脇八段が「(居飛車党の)高橋さんが振り飛車を指したのですか」と驚いていました。
▲有吉-△高橋戦の進行は△3三角▲2五歩△4二角(参考1図)。
脇八段は、いきなり△4二角では▲2二飛成があると指摘しました。以下は△2二同金▲4五歩△2七飛▲4四歩△5二銀▲1七桂(参考2図)が一例です。
この変化は▲1六歩(29手目)がいきる展開です。
(パソコンのデータベースを見る脇謙二八段)
(室田伊緒女流二段は大盤解説会の次の一手賞品の色紙を書いていた)
(翔)