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2014年1月

2014年1月26日 (日)

本局の棋譜

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本局の中継はこれで終了します。

第3局は2月9日(日)に岡山県の「湯原国際観光ホテル 菊之湯」で行われます。

どうぞお楽しみに。

(野辺)

感想戦

000_1029連勝で防衛に王手をかけた里見女流名人

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終盤盛り返すも届かず。痛い連敗となった中村女流二段

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(野辺)

対局者、大盤解説会場へ

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野田市 根本市長から一言

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(野辺)

終局直後

000_0987終局直後、記者からインタビューが行われる

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―――先手番でも振り飛車にされました。

(相振り飛車になると)力戦になりやすいので振り飛車にしました。

―――昼食休憩明けに▲6六角~▲5五角とかなりペースを握ったように見えました。

攻める展開になったので、細い攻めかと思ったんですけど、少しこちらのペースかなと。

―――その後は飛車をかなり追われて、そのあたりの形勢はどう判断されていましたか。

そうですね、飛車の逃げ方を間違えてしまっておかしくしてしまいました。

―――具体的には。

▲5六飛のあたりが。

―――そこから入玉模様になって、後手玉を捕まえるのがちょっと大変なように見えました。

そうですね、ちょっとおかしくしてしまいましたが、(101手目)▲6三歩と打ってなんとか食いつけるかなと。

―――最終盤、勝ちを確信されたところは。

▲6四歩と打って、寄せられるかなと。

―――連勝で防衛に王手となりましたが、防衛に向けて。

自分の力を全て出し切れるように準備していきたいです。

―――第3局は岡山です。

地元の方や、岡山のお世話になっている方のいるところで将棋を指せるのが嬉しいです。

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―――続きまして中村女流二段。最終盤はいかがでしたか。

そうですね、最終盤……。入玉できるかというとちょっと難しいかなと。かなりギリギリではあるのでもしかしたら何かあるかもしれませんが、今はちょっとわかりません。

―――残念な結果になりましたが、第3局に向けて。

厳しい状況ですが、第3局は気を取り直していきたいです。

―――第3局はどういう将棋を指したいですが。

今日は受けにまわってしまったので、できるだけ前に出る将棋にしたいです。

(野辺)

里見女流名人連勝

125手で里見女流名人が制し、開幕2連勝を決めた。終局は16時13分、消費時間は▲里見2時間13分、△中村2時間57分。第3局は岡山県真庭市「湯原国際観光ホテル 菊之湯」にて2月9日(日)に行われる。

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難解

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図は▲6五銀とバックしたところ。
臨時大盤解説会の佐藤康九段が「ええ~、本当ですか」と驚きます。△8七香成と入玉を目指す手が見えていますが、それには▲6四桂と跳ねるのが好手。
「なるほどー、この手順は見えませんでした。もう手が当たりません、青野先生かわってください」と佐藤康九段は嘆きます。

121

どんどん進んで現在は121手目の局面まで。

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(野辺)

大盤解説会(2)

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大盤解説会場は谷川治恵女流五段と青野照市九段にバトンタッチ

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臨時大盤解説会場は相川女流2級と高群女流三段

(野辺)

凌ぎ切れるか

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▲6五銀には△7三玉と落ちるということでしょうか。ここに来てついに大平五段の形勢判断は後手やや有利にふれました。「危ない形ですが、ここを凌げば後手が勝ちそう。今のところ寄せは分かりません」と大平五段。

中村女流二段の辛抱が実ったのでしょうか。

次の一手は

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大盤解説会で次の一手が出された局面。大平五段は▲8五桂と勝負するか、じっと角を引く手をあげていましたが……。

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里見女流名人が指したのは▲7五歩でした。
大平五段は「次に▲6六歩の狙いですが、どうでしょうか?」と疑問を呈します。形勢は互角に戻ったと判断しています。

両者ともに指し手が早く、上図からどんどん進んでいます。

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(野辺)

チャンス到来?

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▲4六飛か▲6六飛が予想されていたところ、里見女流名人は▲5六飛と真ん中へ飛車を逃げました。この手がやや疑問だったようで、△6五銀▲4六飛△5四歩と進んで現局面。

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図から▲7七角に△7六歩や△8七香成と角を追って、△4四歩から先手の飛車をいじめにいく展開が予想されています。

真田七段は「一時はどうなるものかと思ったけど、後手にも主張点が出てきました」と話します。

(野辺)

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