11時25分、清水女流六段は▲4五桂と跳ね
出した。▲4五銀左からぶつけてさばいていく
と思われていたが、桂跳ねの決断がどうでるか。
「ここで(1)△2二角は▲2八飛と戻って2筋の
歩交換を目指すのでしょうか。(2)△4二角も
考えられます。先手作戦勝ち模様と先ほど書
きましたが、そうでもなかったかもしれません。
△7四歩~7三桂が相手の攻めをけん制する
いい指し方だったと思います。お互いに一歩も
引かない中盤戦です」(瀬川四段)
第3局、岡山県真庭市「湯原国際観光ホテル・菊之湯」
で立会人を務める谷川治惠女流四段も関根名人記念
館へ。
(吟)