仕掛けのチャンスか
図は30手目△8四金の局面。この手に対して里見倉敷藤花が考えている。▲5八金左と陣形を整備するのが普通だが、この手をチャンスと見て仕掛ける順を考えているのかもしれない。
(※局面をクリックすると大きい画像でご覧になれます。)
中継室には午前10時ごろ豊川七段が訪れ、その後入れ替わる形で本田女流二段が来訪。盤を使って棋譜を並べる。 すると再び豊川七段がやって来て、二人で盤を挟んでの検討が始まった。▲4五歩と仕掛ける手や、▲5八金左、▲3六歩などさまざまな手が出てきては、その後の展開がササッと並べられる。
▲5八金左に△5二金という手を豊川七段が指すと、本田女流二段が「はあー、金上がりですか……」と感嘆する場面も。
(文)
コメント