図の局面で18時となり、夕食休憩に入りました。対局は19時に再開します。ここまでの消費時間は▲佐藤３時間35分、△羽生３時間23分（持ち時間各５時間）。

（翔）

図の▲３四歩が非常に厳しい一着です。

△３四同銀には▲５五角が受けづらくなっています。

（「▲５五角でつらいです」と後手側に座って検討する山崎八段と井上九段）

（翔）

図の▲３五歩が好判断と言われています。

攻め合いになれば９三角、９四銀が遊び駒になりやすい展開になります。控室では「差が開いた」「気が早い人なら（投了）という局面」と言われています。先手が優位に立ったと見られています。

山崎八段「佐藤八段は決断が早いのがいいですね。慎重になってしまうと残り時間ばかり減ってしまいます」

（翔）

（福崎文吾九段）

（聞き手は長谷川優貴女流二段。13日に20歳の誕生日を迎えたばかり。拍手で迎えられた）

（会場は一気に福崎ワールドへ）

（入場者は230人を超えた。スペースはあるが、入場証を250枚しか用意していないとのことで、裏ではスタッフが走っていた）

（翔）

（大盤解説に出演する船江五段らのもとに近づく糸谷竜王）

（なかなか気づいてもらえない糸谷竜王）

糸谷竜王「ゲストの先生をお迎えしました」

（立会人の福崎文吾九段がゲスト出演）

（翔）

（糸谷哲郎竜王、竹内雄悟四段らが検討している）

（翔）

（山口女流３級と船江五段が解説）

船江五段「羽生王座が優勢だと思う人～？」

「では、佐藤八段がいいと思う人～？」

「半々ですね」

（船江恒平五段）

（山口絵美菜女流３級）

（長谷川優貴女流二段の指導対局）

（翔）

後手の羽生王座が攻めていますが、その攻めは細いと見られています。上図で▲６五同銀△同桂▲７八玉（あるいは▲６六銀）や、▲７三角成△同飛▲６五銀が考えられますが、いずれも後手が攻めをつなげるのは簡単ではないと言われています。

山崎八段「先手陣はバラバラですが、飛と角の位置がいいのでスキがありません。特に２九飛が好位置でまとまっています」

（翔）

（15時半頃の控室。奨励会員が数人検討に訪れている）

（山口女流３級と山崎八段。ふたりは森信雄七段門下の兄妹弟子関係にあたる）

（翔）

対局者に出されたものと同じおやつを注文して撮影しました。

（羽生善治王座のおやつはモンブランとホットレモンティ）

（佐藤天彦八段のおやつはいちごのショートケーキとホットミルクティ）

（翔）