カテゴリ

« 2024年7月 | メイン | 2024年10月 »

2024年9月

2024年9月30日 (月)

昼食休憩明け

Img_2586(昼食休憩の局面)
Img_2587(本局の使用駒は児玉龍兒師作、錦旗書)
Img_2600(藤井王座は13時ちょうどに対局場に戻った)
Img_2613(永瀬九段は藤井王座の入室から5分ほど遅れて姿を見せた)
Img_2620(午後からの戦いが始まった)

(武蔵)

昼食休憩

2024093070図の局面で12時10分となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲永瀬1時間46分、△藤井1時間22分。昼食の注文は、藤井王座は都ホテルカレーライスセット(サラダ、スープ付)とウーロン茶。永瀬九段は10種握り寿司盛り合わせ(吸い物付、わさび抜き)とアイスカフェラテ、巨峰とシャインマスカットのミルクレープ。対局再開は13時です。
20240930img_2576(藤井王座は都ホテルのカレーを注文)

20240929img_2577(永瀬九段は新鮮な海鮮がのった寿司を頼んだ)

(武蔵)

昼食休憩まで残り30分

2024093069先手は4筋の歩交換に成功したものの、本格的な戦いは始まっていません。▲6七銀は玉を固めつつ、▲3八角から▲7五歩の桂頭攻めを含みにしています。
谷川十七世名人は現局面で後手の手段について、△4五桂と跳ねて戦いを起こすか、△8一飛と待機するかの2つの方針を示しました。後手陣は3三の銀が5三まで移動して手厚くなったので、開戦を仕掛けるのは有力です。また、後手番なら千日手も歓迎できるので、△8一飛も自然です。
いずれにせよ、次の一手で今後の展開が決まる局面といえるでしょう。

Img_2560(継ぎ盤では△4五桂▲同桂△同歩の順が並べられた)
Img_2562(口頭で見解を述べる服部六段と徳田四段。どちらも大盤解説会を担当する)

(武蔵)

午前の控室

局面がゆったりしていることもあって、午前の控室は検討盤もあまり積極的に動いてはいません。
Img_2544(庭園から見た控室)
Img_2545_2(控室に勝又清和七段が来訪した。開口一番「慌ててくる必要はなかったね」)
Img_2558(上野裕寿四段と石本さくら女流二段は、西遊棋メンバーとして大盤解説会を担当する)
Img_2559(大盤解説会ゲストの山崎八段も検討に加わる)

(武蔵)

観戦記情報

本日の日本経済新聞には、近藤正和七段が執筆した挑戦者決定トーナメント2回戦▲羽生善治九段-△糸谷哲郎八段の一戦が掲載されています。羽生九段が終盤に見せた妙手順は「羽生マジック」として、詳細に説明されています。
Img_2551

(武蔵)

戦型は角換わり

2024093056戦型は3局連続で角換わりとなり、先手は腰掛け銀に構えました。上図は4二の金を3二に寄った局面で、後手は金の左右運動を繰り返して、千日手を視野に入れた指し回しです。
モニターを見る井上九段は「後手は千日手で問題ありませんからね」。先手は千日手では不満です。永瀬九段は▲4五歩と仕掛けました。
Img_2533(控室では稲葉八段が色紙に揮毫する)
Img_2534

(武蔵)

対局開始まで

Img_2484(駒を取り出す前にも一礼がある)
20240930img_2491

20240930img_2495

20240930img_2507

(武蔵)

対局者の入室まで

8時30分頃から、谷川十七世名人を始めとする関係者が席につきました。
Img_2464(記録係を務めるのは清水航三段)
Img_2470(長机に着くのは、左から井上慶太・日本将棋連盟常務理事と谷川十七世名人。ふたりは兄弟弟子でもある)
Img_2471(先に入室したのは挑戦者)
Img_2476

Img_2481(王座はあとから姿を見せた)

(武蔵)

対局開始

9時、立会人の谷川浩司十七世名人が対局開始を告げ、対局が始まりました。
Img_2519(対局開始の一礼)
20240930img_2521(先手の永瀬拓矢九段。初手は▲2六歩)
20240930img_2524(後手の藤井聡太王座。2手目に△8四歩で返す)
Img_2529(序盤の進行が早いのは、両者の対局の特徴でもある)

(武蔵)

対局当日の朝

おはようございます。王座戦第3局は、対局当日の朝を迎えました。今朝の京都は曇り。午後に向かって、天候は回復傾向にあるようです。本日のタイムスケジュールは以下のとおりです。

9:00 対局開始
12:10 昼食休憩
13:00 対局再開
14:00 現地大盤解説会開始
15:00 おやつ
17:00 夕休憩
17:30 対局再開
?:? 終局
Pxl_20240930_074020466(朝の三条通り)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===