穴熊を警戒
対局は久保九段の中飛車vs永瀬王座の居飛車に進んでいます。
上図は久保九段が▲３六歩と突いたところ。△２二玉と穴熊を目指すと▲３七桂△１二香に▲２五桂で、いきなり戦いが起きる可能性があります。
新聞解説の山崎隆之八段は「久保九段は穴熊を警戒しています。後手は△２二玉が危ないと見れば△４四歩と角道を止めて戦うことになるでしょう」と話しています。
（控室の山崎隆之八段。隣に座るのは『将棋世界』誌の取材で訪れている、指導棋士の野間俊克六段。京都市在住で長年「大宮将棋セミナー」を開いている）
（翔）