（龍言では魚沼産コシヒカリの新米が販売されている）

（地元のお酒、鶴齢）

（八海山も有名だ）

（牛蒡）

越後湯沢の奥座敷に位置する六日町温泉「龍言」は、 上杉景勝・直江兼続ゆかりの坂戸山のふもとにある温泉旅館です。 施設の多くは近郷の古民家を移築したもの。昨日の記事で紹介した「幽鳥の間」は約250年前の武家屋敷で使われていました。庭園は約4000坪と広く、散策するだけでも季節を感じることができます。

また、龍言では将棋と囲碁のタイトル戦が数多く行われてきました。将棋のタイトル戦は今回で９回目。王座戦は第45期第３局、第56期第３局、第61期第４局に続いて４回目です。

（館内には棋士の色紙が飾られている）

（牛蒡）

南魚沼市（みなみうおぬまし）は新潟県の中央南部にある、人口６万人ほどの都市。越後三山や巻機山をはじめとした名峰を仰ぎ、市街には清流・魚野川とその支流が流れています。特産品は米、もちぶた、スイカなど。水もおいしく、酒造りも盛んです。

（龍言近くの田んぼ）

（稲穂が頭を垂れていた）

（牛蒡）

白瀧呉服店の白瀧幹夫さんが現地を訪れています。白滝呉服店の和服を着る棋士は多く、白滝さんは佐藤八段の着付けも担当しています。白滝さんによれば、今回の佐藤八段の和服は第１局と第２局の服を合わせたもので、色合わせがポイントとのこと。また、第４局は佐藤八段のこだわりを前面に押し出したものを予定しているそうです。

（左は白滝さん、右は近藤六段）

（メモを取る近藤六段。控室のモニターで佐藤八段の服装をチェック）

（佐藤八段の腰部分。細かい模様と、白と薄青のグラデーションに注目）

（牛蒡）

戦型は第１局に続いて横歩取りになりました。図の局面で羽生王座の先手勝率、および佐藤八段の後手勝率は８割ほど。どちらも得意戦型です。

（対局開始前の佐藤八段）

（牛蒡）

佐藤八段は８時48分、羽生王座は８時53分に入室。定刻の９時に対局が始まりました。

（先手は羽生善治王座）

（後手は佐藤天彦八段）

（佐藤八段の入室直後。関係者が見守っている）

（駒を初形に並べていく）

（初手から▲７六歩△３四歩▲２六歩。第１局と同じ進行だ）

（牛蒡）

おはようございます。本日の南魚沼市は曇り空。朝は肌寒く感じました。

【本日のスケジュール】
09:00　対局開始
12:00　昼食休憩（13:00まで）
14:00　現地大盤解説会開始
15:00　おやつ
18:00　夕食休憩（19:00まで）

（牛蒡）

以上で本日のブログ更新を終わります。
対局は明日９時開始です。お楽しみに。

（龍言にて）

（追記：龍言の夕食を一部紹介　※関係者とは別にいただきました）

（雪室熟成にいがたＡ５和牛陶板焼）

（日本海旬の幸）

（龍言の近くを流れる魚野川でとれた子持鮎）

（美しい細工がほどこされていた）

（炭火で焼いている様子を近くで見ることができる）

（数日前から新米が食べられるようになった）

（デザート）

（地元のお酒。日本酒は鶴齢）

（牛蒡）

対局当日の大盤解説会情報です。

【現地大盤解説】
日　時：９月24日（木）14時開始
会　場：龍言
地図１：http://www.ryugon.co.jp/access/index.shtml
地図２：http://navi.tm/ehajky9g/
入場料：2,000円
出　演：先崎学九段　本田小百合女流三段
問合先：025-772-3470

【関西将棋会館】
日　時：９月24日（木）18時開始
会　場：関西将棋会館
地　図：http://www.shogi.or.jp/kansai/access.html
入場料：一般1,500円 各種割引あり 料金詳細はこちら
出　演：稲葉 陽七段　長谷川優貴女流二段
問合先：06-6451-0220

【ニコニコ生放送】
日　時：９月24日（木）９時開始（解説は13時から）
出　演：村山慈明七段　山口恵梨子女流初段
ＵＲＬ：http://live.nicovideo.jp/watch/lv232383046

（牛蒡）

本局で使用される駒は日本将棋連盟所有、掬水作の水無瀬書。盤は龍言所有、第45期王座戦第３局（龍言で行われた初めてのタイトル戦）で使用されたものです。

（タイトル戦で何度も使用された名駒）

（柾目の美しい盤）

（桐蓋に当時の揮毫があった）

（牛蒡）