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2013年10月

2013年10月 8日 (火)

龍言周辺を歩く

龍言の外を歩く。水田には収穫後の稲株が並んでいる。龍言寺の跡地、長尾政景公の墓所などを見て回った。

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大盤解説会始まる

14時、現地で大盤解説会が始まった。

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対局再開

12時55分ごろ、中村六段が対局室に戻った。定刻の13時になり、中村修九段が「再開の時間になりました」と告げる。ほどなくして羽生王座が戻り、次の手を指した。

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休憩時の対局室

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昼食休憩に入る

12時になり、昼食休憩に入った。昼食の注文は両者ともにひつまぶしセット。飲み物は羽生王座が緑茶、中村六段がジンジャーエール。対局は13時に再開される。

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※対局者と同じメニューを注文し撮影しました。
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昔の形に

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中村六段は△2四飛(図)とまわり、2筋に圧力をかけた。後手番ながら伸び伸びと指せているのは気持ちがいい。現在プロ間では横歩取りが人気だが、それは矢倉や角換わりに閉塞感があることだけが要因ではないだろう。
「過去の実戦例に合流している気がするのですが……。太地君は昔の将棋もよく勉強しているからなぁ」(深浦九段)
同一局面の実戦例は5局あり、いずれも1990年~1997年に指されている。後手の2三銀型など最新の要素がありながら、昔の形に合流しているのは興味深いことだ。
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魚沼市場

玄関前の魚沼市場では、地元農家から直接仕入れた米、野菜のほか、龍言内の農園で採れた旬の野菜も販売されている。

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魚沼の名物

南魚沼市では稲作と酒造が盛ん。売店では魚沼産コシヒカリ、龍言まんじゅうをはじめ、地元六日町の三大銘酒「八海山」「高千代」「鶴齢」などを取り扱っている。日本経済新聞による紹介も。

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(宿の食事では自慢のコシヒカリを賞味できる)


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悩む

11時ごろ、控室では中村修九段が詰将棋を創作中。なかなかうまい形ができないようだ。奥のモニタには、対局室の様子が映っている。

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羽生王座の横歩取り

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二人の間では横歩取りはこれまで4局指され、すべて先手の羽生王座が勝っている。羽生王座の先手番横歩取りの戦績は85勝23敗(0.787)と、驚異的な数字を残している。前期の挑戦者決定戦も戦型は横歩取りで、先手がじわじわと駒を前に進める展開からそのまま後手陣を突破、押し切った。中村六段も後手番横歩取りは得意で、戦績は11勝17敗(0.607)と勝率は6割を超えているが、羽生王座の数字を見ると気が遠くなるのも事実。この厚い壁に、中村六段はどう立ち向かう。


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