2020年2月 7日 (金)

検分を見守ったのは関係者だけではありません。「第13回大田原市小中学校将棋大会」に出場した子どもたちの姿もありました。検分を見学したあと、青野九段と中座七段から将棋についての話がありました。
中座七段は将棋の上達法を子どもたちに伝授。実戦を指す、観戦記を読む、中継を見る、AIで局面を調べるなど、勉強方法はいくつもありますが、いちばん大切なのは「自分の力で考えること」だといいます。青野九段は「将棋を指すことで集中力がつき、論理的思考もできるようになる。それを自分の人生に役立ててほしい」と話しました。

【小学生棋士166人熱戦 大田原で将棋大会|毎日新聞(有料記事)】
https://mainichi.jp/articles/20191017/ddl/k09/040/136000c

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検分は17時ごろから5分ほど。暖房器具(ヒーター)の位置などは、明日の様子を見ながら決めることになりました。渡辺王将はいつもと違う駒が用意されたことに気づいていたようです。使用される駒は明日の昼食休憩時にお伝えします。

Dsc_4579(ホテル花月の一室が対局室となる)

Dsc_4602(渡辺王将が先手番で落とせない一戦。番勝負の先手はテニスでいえばサービスゲームだ)

Dsc_4592(広瀬八段は後手番。本局に勝てばサービスブレイク。大きなアドバンテージとなる)

ホテル花月に到着後、渡辺王将と広瀬八段は取材と揮毫を交互にこなしました。

Dsc_4516(ホテル花月の外観)

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Dsc_4498(渡辺王将は「志高」や「一歩千金」と書いた)

Dsc_4546(広瀬八段は「飛躍」や「思源」など)

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対局者をはじめとする関係者一行は、東京から新幹線と車で大田原市に入りました。大田原市は晴天でしたが、東京よりも寒く感じました。明日の気温は8度から-5度と予想されています。

Dsc_4482(東京駅にて渡辺王将。前日は東京・将棋会館で対局があった)

Dsc_4470(広瀬八段はリラックスした様子だった)

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渡辺明王将に広瀬章人八段が挑む第69期大阪王将杯王将戦七番勝負。第2局までに、それぞれ1勝を挙げました。第3局は2020年2月8、9日(土、日)に栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。立会人は青野照市九段、副立会人は中座真七段、記録係は滝口勇作初段(石田和雄九段門下)が務めます。
本局の先手は渡辺王将。持ち時間は2日制で各8時間。対局開始は9時。昼食休憩は12時30分から13時30分まで。1日目18時以降の指し手を封じ、翌日9時から指し継がれます。

【第3局 棋譜中継ページ】
https://mainichi.jp/oshosen-kifu/200208.html

【主催:スポーツニッポン新聞社】
http://www.sponichi.co.jp/
【主催:毎日新聞社】
https://mainichi.jp/
【特別協賛:大阪王将】
https://www.osaka-ohsho.com/
【協賛:囲碁将棋チャンネル】
http://www.igoshogi.net/

【第3局後援:大田原市】
https://www.city.ohtawara.tochigi.jp/
【第3局後援:下野新聞社】
https://www.shimotsuke.co.jp/
【第3局協賛:アサヒビール】
https://www.asahibeer.co.jp/

インターネット中継は棋譜コメントを文が、ブログを牛蒡が担当します。よろしくお願いいたします。

2020年1月26日 (日)

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Img_2602(最後は笑顔もあった)


本局の中継ブログは以上となります。
第3局は2月8、9日(土、日)栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。ご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。

Img_2535(インタビュー開始前の様子)
Img_2554(勝った広瀬章人八段のインタビュー)

--1日目の形勢判断は。

広瀬 大長考(59手目▲1五歩)の辺りは、何か攻めがあるのではないかと考えていましたが、組み合わせが難しかったです。成算があったわけではありませんが、待つ手も難しいと思ったので決断する時間でもありました。

--対局再開から馬を作り合いました。先手の攻めが細いという控室の声もありました。

広瀬 79手目の▲3四香を打って、簡単には攻めが切れないかなと。ただ、具体的に寄り筋を見つけるのも大変で、難しいと思っていました。

--92手目△6五同馬に対して、飛車を切って勝負したところの心境は。
広瀬 本譜の順になるかなと思っていました。97手目の▲6二銀の局面は、自分の中で少し勝っているかなという読みで、後手に受けがなければ勝ちの変化が多いと思いましたので、決断しました。

--次戦の抱負。
広瀬 1勝1敗で五番勝負の形になりました。3局目以降も頑張りたいと思います。
Img_2570(敗れた渡辺明王将のインタビュー)

--全体を振り返って。
渡辺 封じ手のところでちょっと迷っていました。ひと晩悩んで、結果的にまずいほうを選択してしまったのは残念です。悩んでいたのは本譜の△8四角(68手目)と△6五同歩です。△6五同歩も成算がなく指せなかったですが、本譜はもっと悪化しました。そのあとはチャンスがあまりなかったと思います。

--先手の飛車を追って千日手の変化も考えられました。
渡辺 千日手を狙っても打開されてしまうので、つらい局面だと思っていました。

--△6五同馬の局面はどのように考えていましたか。
渡辺 1一に馬を作られてからはずっと苦しいです。何か勝負になる順があればいいかなと思っていました。91手目の▲6五桂に△7六歩も足らず、あそこは勝負手もないかなと思っていました。

--第3局に向けて。
渡辺 月も変わりますし、また仕切り直して精一杯戦えればと思います。