第67期王将戦七番勝負第6局 Feed

2018年3月14日 (水)

久保王将が「ババロアセット」と「ホットコーヒー」。豊島八段が「フルーツ盛り合わせ」と「煎茶」を注文。

Dsc_0269(ババロアセット、ホットコーヒー。コーヒーの花月ブレンドは、館内の喫茶室で楽しむことができる)

Dsc_0270(左がいちごとパンナコッタ、右が抹茶)

Dsc_0266(フルーツの盛り合わせ)

 

豊島八段の過密スケジュールが、話題になっている。下記の表は、3月に入ってからの豊島八段の対局日程。関西将棋会館以外は、前後が移動日になっていることを考えると、すごい日程だ。
王将戦第6局のあとは、18日に羽生善治竜王とのA級順位戦プレーオフが控えている。

Photo

Dsc_0239(ハードスケジュールをこなす豊島八段)


Dsc_0246(定刻の9時、一礼して対局が開始された)

Dsc_0249(初手▲2六歩を着手する豊島八段)

Dsc_0256(2手目△3四歩を指す久保王将)

Dsc_0259(▲2六歩△3四歩と2手進んで、グラスの水を飲む豊島八段)

 

対局は9時に開始されます。本日のスケジュールは下記の通りです。
 
09:00 対局開始
10:30 午前のおやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 午後のおやつ
18:00 (18時の時点で手番の側が封じる。時刻は未定)

Dsc_0202_2(今朝の松本市は快晴。気持ちのよい青空)

第6局1日目のTwitter解説は青嶋未来五段が担当します。

【日本将棋連盟モバイル(ツイッター)】
https://twitter.com/shogi_mobile

本日もよろしくお願いいたします。

2018年3月13日 (火)

歓談のあとは抽選会が行われた。両対局者の直筆色紙や王将戦の記念扇子が当たる。

Dsc_0164(抽選を行う久保王将)Dsc_0169(当選番号を読み上げる豊島八段)

Dsc_0175(締めのあいさつは長澤英次・毎日新聞社長野支局長)

「今年に入りまして長野県は非常に明るいニュースが多く、皆様ご存じのように小平奈緒さんをはじめ長野県勢がオリンピックで大活躍をしました。一方で今年はすごく寒い日が続いていたのですが、今日になってなぜか最高気温が例年よりも10度ぐらい高く、いい環境になりました。明日からの王将戦を地元の将棋ファンは大変楽しみにしております。素晴らしい名勝負が繰り広げられることを期待しております。毎日新聞とスポーツニッポンの紙面で戦いの様子を紹介していきたいと思っております」

本日の中継ブログの更新は以上で終了します。明日からの王将戦第6局をお楽しみに。

(書き起こし・琵琶、写真・吟)

Dsc_0140(乾杯のご発声は上條公也・松本商工会議所常務理事)

「将棋は無知でして子どもの頃に父親と指した記憶があります。最近、テレビで藤井聡太六段が将棋ソフトを使って研究している姿を見まして、私も将棋のゲームをダウンロードして遊んでいます。これから老後に将棋をやってみようという気持ちはたくさん持っています。明日から王将戦第6局が始まります。お二人には素晴らしい対局を期待しております」

Dsc_0153(乾杯のあとは、しばしの歓談タイム。久保王将と中村修九段)Dsc_0156(4歳の男の子と話す豊島八段)

Dsc_0160(松本市出身の長沢千和子女流四段)

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(書き起こし・琵琶、写真・吟)

Dsc_0091(両対局者は花束を贈呈され、記念撮影。左からミス松本の田中光さん、久保王将、豊島八段、長野県将棋中学生部門優勝者の三島孝太さん)

Dsc_0113(記念撮影のあと、第6局の抱負を語る久保王将)

「松本には15年ぐらい前にプライベートで遊びに来たことがあります。その時以来となりますので、すごく久しぶりに来たなという感じがします。明日から第6局ということで終盤戦に入ってきました。これまでの5局はいろいろな戦型を指してこれたと思っております。明日にならないとどんな戦型になるかわかりませんが、準備してきたものを出せればと思います」

Dsc_0119(久保王将に続き、マイクの前に立つ豊島八段)

「松本市には今回初めて来させていただきました。観光などする時間はなかったのですが、山に囲まれていて非常にいい場所だなと感じました。最近は対局が続いていて、周りの方に体調を気遣っていただくことが多いです。意外なほど元気で体調もよく、将棋の調子も徐々に上がってきているように感じるので、明日からの対局も全力でいい将棋になるのではないかと思います」

(書き起こし・琵琶、写真・吟)

松本ホテル花月で18時から前夜祭が開催されました。

Dsc_0061(田村智雄・スポーツニッポン新聞社事業本部長があいさつ)

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(本局の立会人で日本将棋連盟棋士会会長の中村修九段)

「王将戦は私も縁がありまして、スポーツニッポンさん主催で、毎回斬新な紙面を作っていただいて、将棋を知らない人にもうける工夫があります。最近のファンの方には将棋めしにも興味を持っていただいていますが、私が王将戦に出ていた30年前に食事のメニューが紙面に出ていました。スポーツニッポンさんにようやく時代が追いついたなと思います。第6局ということで大詰めですね。2人とも厳しい対局が続いております。なかなか万全というわけにはいかないかもしれませんが、これから何十番と争っていかなければならない相手ですから、第6局は底力を発揮するような将棋が見られると思います。私も楽しみにしています」

Dsc_0076(来賓あいさつは前澤弘一・松本市商工観光部観光温泉課課長)

「王将戦を松本で開催していただき、ありがとうございます。久保利明王将、豊島将之八段、ようこそ松本においでくださいました。松本での対局は主催が違いますが2016年に名人戦が開催されて以来となり、将棋ファンのみならず松本市民が本当に楽しみにしていました」


(書き起こし・琵琶、写真・吟)

16時45分から、対局場の「松本ホテル花月」では、対局検分が行われた。

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Dsc_0014001(久保王将)

Dsc_0020(挑戦者の豊島八段)

Dsc_0023(対局室が寒い場合は電気ストーブが用意されることが確認された。また記録机を盤に少し近づけることになった)