1日目午前のおやつ 10時、対局室におやつが運ばれました。注文は両対局者ともホットコーヒー。焼き菓子が添えられています。使われているのは大谷焼のカップです。大谷焼は国の伝統工芸品に指定されている、鳴門市大麻町で生産される陶器。鉄分の多い土によって、ざらりとした風合いと金属光沢を感じさせる質感が特徴です。
談笑 対局開始から、2日制らしいゆったりとしたペースで指し手が進んでいます。控室では福崎九段と東八段が談笑中。スマートフォンで棋譜を確認していた東八段、中継ブログを見て「昨日の話が載ってますよ」。福崎九段が「昨日は珍しく褒められましたね。いつもは上げて落とされるから」と話すと、東八段は「いつも褒めてますよ」と苦笑いしていました。
渭水苑 渭水苑はもともと個人の邸宅として建てられ、1980年に料亭として開業しました。「渭水」は中国の川の名に由来し、水が集まるように人が集い、憩い、栄えることを願って名づけられました。タイトル戦が何度も行われている場所で、羽生王位と木村八段は2年前の第55期七番勝負第2局でも渭水苑で対局しています。