2016年9月26日 (月)

A431 (18時1分に封じ手。羽生王位は別室で封じ手を書いている)

A433 (木村八段はその間、棋譜を確認していた)

A443 (18時5分、羽生王位が戻ってきた)

A455 (羽生王位が席に着く。木村八段は封筒に署名を入れている)

A459 (羽生王位が田中寅九段に封じ手の入った封筒を渡す)

A472 (駒を片づけて1日目の対局が終了)

A479 (羽生王位の退室後、木村八段は棋譜をもう一度確認していた)

038図の局面で羽生王位が考えています。松尾八段に局面のポイントを聞きました。

「後手は激しい展開にしたい。先手はゆっくりとした流れにして歩得を生かしたい。当面は△7五飛を巡る攻防がポイントになりそうです。(1)▲2五飛で局面が収まればいいのですが、(当たりが強くなるので)危ない面もあります。(2)▲7四歩で△6五桂を呼び込む順も考えられます。桂を後手の負担にできるかどうか。(3)▲3三角成△同桂は、そこでよい手があればいいのですが、しっくりした手がまだ見つかっていません」(松尾八段)

時刻は17時を過ぎました。封じ手時刻は18時です。田中寅九段に封じ手までの手数予想を聞いたところ、「あと0手(=現局面で封じ手)から3手くらいではないでしょうか」とのことでした。

A424 (封じ手を収める封筒はすでに用意されている)

16時20分、37手目まで進んでいます。控室では田中寅九段と松尾八段が検討中。二人ともモニターが見える位置に座っているため、向かい合うのではなく横に並んで継ぎ盤を動かすという、少し変わった検討風景になっています。

A419_2

「元湯 陣屋」は政府登録旅館。大正7年(1918年)に三井財閥の御寮「平塚園」として始まり、戦後に旅館として生まれ変わりました。現在は結婚式場としても利用されています。庭園の広さは1万坪超。地元の山菜をはじめとした四季折々の料理や、鶴巻温泉の湯が楽しめます。将棋・囲碁の対局場としての歴史は長く、将棋では木村義雄十四世名人の時代から名勝負の舞台となってきました。

【棋士と陣屋の歴史】
http://www.jinya-inn.com/databox/data.php/concept_ja/code#anc_tab_contents_04

A353 (陣屋)

A388 (もみじの葉が色づき始めていた)

A377

A371

A362

A368

A410

03415時7分、木村八段は△1六歩(図)と端から動きました。「おーっといったよ、いった、始まった。『木村は王位を攻め取れるか』だ。明日の見出しが決まりました」と田中寅九段。後手が攻める展開になりそうです。


A348 (モニターを見ていた田中寅九段が声を上げた)