第59期王位戦七番勝負開幕
菅井竜也王位に豊島将之八段が挑戦する第59期王位戦七番勝負が開幕します。昨年度タイトル戦初挑戦で初戴冠を果たした菅井王位。今期は初の防衛を目指します。豊島八段は、タイトル獲得はありませんが、タイトル挑戦の経験は今回が6回目。過去の経験を生かして、悲願の初タイトルを目指します。両者の過去の対戦は菅井王位5勝、豊島八段2勝です。
開幕局は愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」で4・5日(水・木)にかけて行われます。立会人は谷川浩司九段、副立会人は糸谷哲郎八段、記録係は宮嶋健太初段(大野八一雄七段門下)が務めます。現地大盤解説会は糸谷八段と里見香奈女流四冠、観戦記は鈴木宏彦さんが担当します。
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感想戦の様子
終局直後の様子
終局後に両者にインタビューが行われた。
激戦を制して、王位戦初挑戦を決めた豊島八段。
【豊島八段の談話】
――本局を振り返っていかがでしたか。
「最後の最後までわからない状態でした。途中はちょっと苦しそうな局面もあったと思います」
――どのあたりで、良くなったのでしょうか。
「△4七金(120手目)と取って、何もなければ勝っているような気がしました」
――これで挑戦権を得ました。七番勝負に向けてはいかがでしょうか。
「しっかりと調整をして、よい将棋を指せるように頑張りたいと思います」
敗れた羽生竜王。
【羽生竜王の談話】
――本局を振り返っていかがでしたか。
「なんかちょっと攻め込まれる形になってしまった、模様が悪い展開が続いていたような気がします。難しいところもあったような気がするんですが、よくわからなかったですね」
――終盤までギリギリだったように思いましたが。
「そうです。ちょっとどうやればよかったのかが、よくわからなかったです」
豊島八段が王位初挑戦を決める

126手で豊島八段が制して王位初挑戦を決めた。終局時刻は19時59分。消費時間は、▲羽生3時間59分、△豊島3時間57分。七番勝負は7月4日・5日(水・木)に愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」で開幕する。
(吟)
後手が寄せに出る
図の△7九角は、後手が寄せに出た手。形勢難解と見ていた控室の検討陣ですが、この手を見て検討した結果、先手がしのぐ手段が見つかっていません。急転直下、後手が優勢になった可能性が高いと見られています。













