2019年7月 4日 (木)

おはようございます。本日は雨模様です。9時から指し継がれます。

【スケジュール】
09:00 封じ手開封
10:00 午前のおやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
14:00 現地解説会開始(応募締切済)
15:00 午後のおやつ

2019年7月 3日 (水)

Dsc_2522(木村九段はほかの場所で封じ手を書いている)

Dsc_2523

Dsc_2532(木村九段が戻り、封じ手を収めた封筒2通が立会人に預けられた)

Dsc_2541(木村九段はしばらく宙に目を向け、一日を振り返っているようだった)

Dsc_2554(1日目が終了。明日9時から指し継がれる)

18時、図の局面で木村九段が52分考えて次の手を封じ、1日目が終了しました。消費時間は▲豊島王位2時間26分、△木村九段5時間5分。2日目は明日の9時開始です。

20190703d

封じ手予想

杉本昌八段 現局面は△6四歩か△3三桂で迷いますが、2五飛が縦横によく利いているので△3三桂と打ちたいです。飛車を引かせて△8五桂▲9一角成と進めれば、先手の攻めを緩和できますので。

澤田六段 現状では2五飛の横利きが強すぎますので、△3三桂と飛車を追うのではないでしょうか。以下は▲3五飛△2四銀▲3四飛△2五銀という進行が一例です。ただし、後手を持って自信はないです。形勢は先手有利と見ます。

中澤女流初段 単に△8五同桂▲9一角成の順は後手が避けないとまずいかなと。澤田六段と検討していたのもありますが、差を広げさせずに戦う意味で、私の予想も△3三桂です。

01049_3 飛車を追い回され、後手が苦しげな展開です。ここしばらくの控室の検討は「どうすれば後手が戦えるか」という観点で進められています。図の▲8五桂も「いい手ですね」と澤田六段。7筋の壁が消えたうえに、△8五同桂なら▲9一角成から▲8五飛を狙えます。先手がリードしているのは間違いないようです。



Dsc_2510(継ぎ盤は2面。杉本八段と澤田六段は後手をもって考えている)

Dsc_2513 (後手の手段を見つけようとする澤田六段。思わしい変化がなかなか出ない)

01045

図の▲4六桂は57分の考慮で指されました。飛車を取りにいく手ですが、すぐに指すのはやや意外という声が控室では上がっています。(1)△2四飛は▲同飛△同銀▲2一飛が厳しいです。実戦は(2)△6四飛に▲5五角と進みました。後手の飛車は最終的に1四に逃げることになりそうです。


Dsc_2474(竹内貴浩・指導棋士四段が来訪。豊島王位とはかつて研究会仲間だった)

01044先手は図の少し前に2五の歩を奪い、2歩得になりました。横歩取りの初期設定である1歩得(横歩を取った得)から前進しています。対して後手は歩切れです。澤田六段は「普通は先手を持ちたい人が多いと思います」といいます。

図でぱっと指すなら(1)▲6八銀です。7筋の壁を消しつつ、玉頭を厚くする自然な手です。勝ちにいくなら(2)▲8三桂が考えられます。持ち駒の桂を使って香を取りにいくのは、あまり筋のいい手ではありませんが、後手が歩切れで香の価値が高いため、先手としては追求したくなる変化です。「▲8三桂△6四角▲2八歩で後手に何もなければ、▲8三桂を指すかもしれません」と澤田六段。

Dsc_2458(澤田六段、検討中)