2020年8月20日 (木)

投了図

第61期王位戦七番勝負第4局は、80手で藤井棋聖が勝ちました。終局時刻は16時59分。消費時間は▲木村王位7時間26分、△藤井棋聖7時間0分。

この結果、七番勝負は藤井棋聖が4連勝で王位のタイトルを奪取。史上最年少で二冠を達成し、八段昇段を決めました。

△7一玉

76手目△7一玉まで進み、控室の検討陣は「藤井棋聖優勢」の見解でまとまりました。先手は▲2二飛成と金を取っても詰めろになっていません。史上最年少二冠と八段昇段が近づいているようです。

藤井棋聖

井上九段
(午後のおやつの撮影用は、井上九段が食べることに)

なめらかショコラムースケーキ
(なめらかショコラムースケーキにフォークを入れる)

井上九段
(「あ、これはすごいなめらかやわ。おいしい!」と第一声)

井上九段

井上九段は、先ほどまで継ぎ盤で▲5六香に△5五桂と打つ変化を調べて難しいと見ていましたが、その後、▲5六香に△4四玉が示されて「なんか後手(藤井棋聖)が指せそうな感じがしますねえ」と話しています。

▲5六香

西日本新聞ホームページ内にある「王位戦特設サイト」では、解説の豊川孝弘七段、聞き手の武富礼衣女流初段に、ゲスト出演の水町みゆ女流初段を加えた3人による大盤解説をオンラインで配信しています。

【王位戦特設サイト - 西日本新聞】
http://specials.nishinippon.co.jp/cp/oban/

オンライン大盤解説

豊川七段
(解説の豊川孝弘七段)

水町女流初段と武富女流初段
(ゲスト出演の水町みゆ女流初段と、聞き手を務めている武富礼衣女流初段)

QTnet将棋センター

「QTnet将棋センター」は、令和元年5月1日に新規オープン。地下鉄七隈線「六本松駅」から徒歩5分の場所にあります。将棋に関する様々なイベントを開催しており、今回の副立会人である豊川七段も第2、第4土曜日に子どもスクールを開講しています。

【QTnet将棋センター】
https://qtnet-shogi.jp/
〒810-0031福岡県福岡市中央区谷1-12-37六本松USビル1階
TEL:092-985-2937

時刻は15時を回り、午後のおやつが控室に運ばれました。おやつは、木村王位がなめらかショコラムースケーキとアイスコーヒー。藤井棋聖はアイスティーとオレンジジュースです。

木村王位のおやつ
(木村王位のおやつ)

なめらかショコラムースケーキ
(なめらかショコラムースケーキ)

藤井棋聖のおやつ
(藤井棋聖は飲み物2種を頼んだ)

▲6五桂

58手目△7九角以下▲6七玉△9九と▲6五桂と進みました。この桂跳ねは次に▲5三桂成以下の詰めろになっており、藤井棋聖は一度受けに回る必要があります。

控室の検討陣は△5四香を有力視しており、以下▲5三桂成△同玉▲5四飛が変化の一例。詰む、詰まないが関係する非常に難しい場面であり、危ないようでも攻めに出ることで自玉が安全になる、というケースも多々あります。

▲6五桂までの消費時間は▲木村王位6時間26分、△藤井棋聖5時間48分です。

木村王位