藤井王位が2連勝 七番勝負第2局は98手で藤井王位の勝ちとなりました。終局時刻は17時9分。消費時間は▲佐々木7時間19分、△藤井7時間6分。七番勝負は藤井王位が2勝0敗としました。第3局は7月25日(火)から26日(水)にかけて、料亭湯宿「銀鱗荘」(北海道小樽市)で行われます。
決着近し 佐々木七段は追い詰められ、▲5四歩の垂らしでチャンスを待ちました。以下△4七金▲4九玉△4八金打▲同飛△同金▲同玉△4七飛▲3八玉△5七飛成▲4九玉△6七馬▲3八玉△5六馬▲4九玉……という王手の千日手があるため、先手玉に即詰みはありません。藤井王位にうまく着地する策はあるでしょうか。 (朝に1日目の再現をする両者。2日目が始まったその瞬間から、流れが変わったといわれていた)
緩急自在 5七の金を食いちぎり、藤井王位が決めにいったかと思われました。 数手進んで△4四金は攻防手。先手からの▲4四歩を消しつつ、5筋の玉頭攻めに厚みを持たせました。ここでも村山八段から「手厚い」という声が上がっています。 (ペースを握り続ける藤井王位。あとは戦力不足にならないかどうか)
終盤入り口、手が止まる 局面は終盤に差し掛かったところです。15時40分、佐々木七段が20分ほど手を止めて考えています。先手陣は横からの攻めにもろく、△2九馬~△1八馬で飛車を取られるわけにいきません。福崎九段は「封じ手から流れが変わった」、村山八段は「封じ手以降、△7四角成~△8五馬の構想が素晴らしかった」とそれぞれ関係者に向けて本局の流れを解説しています。 (苦しい局面を迎えている佐々木七段。何か策を探りたい)