2025年7月28日 (月)

18時30分から「新千歳空港ポルトムホール」で前夜祭が開催されました。

【第3局前夜祭|YouTube 中日新聞 東京新聞 将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=Pn99XxI5mCA

Dsc_2883(ファンの拍手に包まれて入場)

Dsc_2891(主催者あいさつ 堀井友二・北海道新聞社 代表取締役社長)

「対局場のポルトムインターナショナル北海道は5年前に開業され、新千歳空港に直結する大変立地のいい素晴らしいホテルです。対局室は静謐でありながら飛行機の離発着が一望できるユニークなお部屋で、大きな注目を集めることと思います。第3局は流れを決める非常に重要な一局となることは間違いありません」

Dsc_2988 (主催者あいさつ 瀬川晶司・日本将棋連盟 常務理事)

「私自身、北海道が大好きで、何度も来ています。王位戦の仕事で北海道に来るのは今回で2回目です。郷田王位-羽生竜王戦(1993年、第34期第2局)の記録係として同行しました。そのとき、歴史に残るような大チョンボをしまして。飛行機に乗るのが初めてで、対局に使う駒を羽田空港に忘れてしまいました。北海道新聞の方や空港の方がやさしくしてくださり、北海道を好きになるきっかけになりました。明日から第3局です。藤井王位の終盤の鋭さ、永瀬九段の粘り強さ。何度見ても私たちに驚きと新たな学びをもたらします」

Dsc_3018(歓迎のあいさつ 横田隆一・千歳市長)

「この千歳で王位戦が初めて行われることを光栄に存じているところです。千歳市は国立公園の支笏湖や千歳川沿いには道の駅があり、いろいろな見どころがあります。お二人が会場に入ってくるとき、すごい盛り上がりでした。第3局は今後のタイトル戦を占う大事な局面で、私も楽しみです」

Dsc_3057(特別協賛社あいさつ 三宅秀俊・北海道伊藤園 取締役営業本部 副本部長)

「伊藤園は日本の文化であるお茶を取り扱う企業です。これまで歌舞伎や俳句、大相撲といった日本の文化を応援してまいりましたが、多く愛される将棋におきましても僭越ではございますが、第62期王位戦より協賛をさせていただき、本年で5年目を迎えることができました。海外では頭や気分をシャキッとさせる目的で、IT企業を中心にクリエイティブサポート飲料として親しまれています。今回の王位戦では、よりよい手をサポートできるのではないかと期待しております」

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検分後、対局室の一角で主催者インタビューがありました。

【千歳入りした藤井王位、永瀬九段の一問一答|北海道新聞デジタル】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1192038/
【「函館から鉄道に乗って来た」藤井聡太王位|YouTube 中日新聞 東京新聞 将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=O_LnVB7tkso
【「できれば指定したいかな」永瀬拓矢九段|YouTube 中日新聞 東京新聞 将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=Z7f2k9M6ULw

Dsc_2744(藤井王位は鉄道の旅を楽しんだようだ)

Dsc_2776(永瀬九段の北海道対局は2019年4月、叡王戦第2局の知床以来2回目)

Dsc_2755(窓外の風景。離陸前の飛行機が見えた)

Dsc_2725(インタビューを受ける前の藤井王位。景色を楽しんでいた)

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永瀬九段と関係者は、羽田空港から空路で新千歳空港に入りました。藤井王位は関係者一行とは別行動を取り、空路で函館に入った後、鉄道を利用して新千歳空港へ。現地で合流し、まずは空港内の特殊車両を見学しました。そちらの模様は明日、ブログにてお伝えします。

検分は16時45分に始まりました。対局室は「数寄屋スイート」と呼ばれる部屋でとても広く、空港の誘導路や滑走路を一望できます。検分後は主催者のインタビューがあり、18時30分から「新千歳空港ポルトムホール」で前夜祭が開催されました。

【藤井王位、永瀬九段が千歳入り 空港内ホテルの対局室検分し抱負|北海道新聞デジタル】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1192032/
【検分|YouTube 中日新聞 東京新聞 将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=f-HiBxbnxQU
【数寄屋スイート | ポルトムインターナショナル北海道】
https://www.portom.jp/jp/stay/sukiya/

Dsc_2651(藤井聡太王位、明日は後手番)

Dsc_2669(永瀬拓矢九段、明日は先手番)

Dsc_2626(盤や駒は日本将棋連盟所有の品が使われる)

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Dsc_2674(藤井王位のネクタイは飛行機の柄だった)

第3局はABEMAで動画配信があります。1日目の出演者は解説者:佐々木大地七段、黒沢怜生六段、塚田恵梨花女流二段、和田はな女流1級。2日目は近藤誠也八段、井出隼平五段、貞升南女流二段、宮宗紫野女流二段です。(30日追記=貞升女流二段から野原未蘭女流二段に出演変更)

【1日目】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/CYmMb1WNRwzDUj
【2日目】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/CYmMcDjAA4z8ET

Abema01 

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現地の大盤解説会(新千歳空港ポルトムホール)は2日目の30日(水)14時30分に開場、15時に開始予定です。チケットはまだ若干名の残席があるようです。詳しくは以下のリンク先をご覧ください。セブンイレブン発券が便利です。解説は阿部健治郎七段、聞き手は山口恵梨子女流三段。

【道新プレイガイド】
https://doshin-playguide.jp/ticket/detail/522

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伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負は、藤井聡太王位に永瀬拓矢九段が挑戦するシリーズ。藤井王位が2連勝スタートを決めました。第3局は2025年7月29日(火)から30日(水)にかけて、北海道千歳市の新千歳空港国際線旅客ターミナルビル内のホテル「ポルトムインターナショナル北海道」で行われます。

第3局の先手番は永瀬九段。対局開始は9時。持ち時間は2日制の各8時間。昼食休憩は12時30分から13時30分。封じ手時刻は18時。翌日9時から指し継がれます。立会人は島朗九段、副立会人と現地大盤解説は阿部健治郎七段、大盤解説の聞き手は山口恵梨子女流三段、記録係を吉田響太三段(所司和晴七段門下)がそれぞれ務めます。本局の観戦記担当は大川慎太郎さんです。

棋譜中継は琵琶、ブログ更新が牛蒡が担当します。よろしくお願いします。

【第3局棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/66/oui202507290101.html

【主催=新聞三社連合】
http://live.shogi.or.jp/oui/sansha.html
【主催=日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/match/oui/
【第3局主催=北海道新聞社】
https://www.hokkaido-np.co.jp/
【特別協賛=株式会社伊藤園 お~いお茶】
https://www.itoen.jp/oiocha/

第3局後援=千歳市、千歳市教育委員会、日本将棋連盟北海道支部連合会
第3局協賛=北ガスグループ、北海道エアポート
第3局特別協力=ポルトムインターナショナル北海道

Dsc_2795(前夜祭会場に掲示されていたポスター)