2022年8月23日 (火)

 藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦している、お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負(主催:新聞三社連合、特別協賛:伊藤園)は、藤井王位2勝、豊島挑戦者1勝のスコアで第4局を迎えます。

 当初、第4局は佐賀県嬉野市「和多屋別荘」で行われる予定でしたが、豊島九段に新型コロナウイルスの感染が確認されたため、王位戦の対局規定にのっとって延期となりました。それにともない第5局に予定していた徳島県徳島市「渭水苑」での対局を第4局と改め、今後の日程は以下の通りになります。

  • 第4局 8月24、25日(水、木) 徳島県徳島市「渭水苑」
  • 第5局 9月5、6日(月、火) 静岡県牧之原市「平田寺」
  • 第6局 9月19、20日(月祝、火) 神奈川県秦野市「元湯陣屋」
    ※第7局の日程、対局場は後日に発表されます。

 第4局は徳島新聞社が主催。立会人は木村一基九段、副立会人は武市三郎七段、記録係は清水将馬二段(森信雄七段門下)。現地大盤解説会の担当は武市七段と北村桂香女流初段、観戦記の執筆は内田晶さん。先手は藤井王位で、持ち時間は各8時間。開始時刻は両日ともに9時で、昼食休憩は12時30分から13時30分まで。1日目の封じ手時刻は18時です。

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/63/oui202208240101.html

【第63期王位戦 戦いの軌跡 - 徳島新聞】
https://www.topics.or.jp/articles/-/718815

藤井聡太王位豊島将之九段

渭水苑

▼関連リンク
徳島新聞電子版
お~いお茶-伊藤園
渭水苑

 第4局のインターネット中継は、棋譜コメントを翔が、ブログの更新は夏芽が担当します。よろしくお願いいたします。

2022年7月21日 (木)

はじめに、藤井王位にインタビューが行われました。

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――角換わりの進行となり、じっくりとした立ち上がりになりました。想定されていましたか。

藤井 ちょっと経験の少ない形になって、序盤から難しい展開になってしまったかなと思っていました。

――藤井王位から仕掛ける形となりました。

藤井 △6五歩から仕掛けていったんですけど、▲6四歩から反撃されてしまうのを軽視していて、▲6六桂まで進んでみると自信がないのかなと思いました。

――封じ手のあたりは形勢判断はいかがでしたか。

藤井 本譜では苦しいのかなと思ってやっていました。

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――2日目になって、成り駒を作られる展開となりました。そのあたりはいかがでしたか。

藤井 仕方がないのかなと思いましたが、形勢としてはやっぱり苦しいように思いました。

――その後は攻める展開となりましたが、見通しは立っていましたか。

藤井 ▲2四桂と打たれる手は予想していなかった手で、分からないなと思いながらやっていました。

―― 最後は△6三飛と歩を取って寄せに入られました。

藤井 そうですね、△6三飛の筋があるので、△7六歩と打って攻めがつながりそうかなと思いました。

――本局を振り返られて。

藤井 ▲6四歩と打たれて苦しい展開にしたと思いますので、その前後でもっといい指し方を探さなければいけなかったと思います。

――第4局は8月の半ばになります。

藤井 第4局はしばらく先になるので、しっかり準備をして、コンディションを整えて臨めればと思います。

続いて、豊島九段にもインタビューが行われました。

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――序盤はどのように思われていたでしょうか

豊島 一局の将棋というか、互角に近い展開かなと思いました。

――後手から仕掛ける形となって、▲6四歩と反撃しました。そのあたりはいかがでしたか。

豊島 6八金型で部分的にある筋でしたけど、▲3七桂と跳ねているのでそれを狙われる形があって、ちょっとどうなっているか分からなかったですけど。

――1日目の終わりはどのような形勢判断でしたか。

豊島 ちょっと分からなかったです。その後の△7六歩の局面で、結構手が難しいような気はしたんですけど。△4八銀は打たれたら▲3八飛はしょうがないかなと。そんなにはっきりまずいとは思っていなくて、△7六歩の局面で互角になる順があればと思っていたんですけど。

――その後、成り駒を作られました。そのあたりの攻めの手応えはいかがでしたか。

豊島 最初はいけるつもりでやってたんですけど、考えているうちに自信がなくなったというか。

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――▲5三角成は3時間超えの長考でした。

豊島 勝負できる順が分からなかったので。角を成らないとしょうがない気もしたんですけど。▲1五歩とかは利いていないような気がして。

――その後、後手の攻めを受ける展開となり、▲2四桂と打ち込んでいきました。

豊島 負けかなと思っていましたけど、ほかに芳しい手がないように思いました。

――本局を振り返られて。

豊島 ちょっとどこでまずくなったかはっきり分からないですけど、仕掛けの応対がまずかったか、▲6三歩成のところで別の手を選ぶべきだったかと思います。

――第4局まで、少し空きます。

豊島 しっかり準備して頑張りたいと思います。 

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お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第3局は、藤井王位の勝ちとなりました。終局時刻は17時39分。消費時間は▲豊島7時間59分、△藤井聡6時間58分(持ち時間各8時間)。これでシリーズは藤井王位2勝、豊島九段1勝に。折り返しとなる第4局は8月15・16日(月・火)、佐賀県嬉野市「和多屋別荘」で行われます。