戦型は第1局の千日手局、指し直し局に続いて、本局も角換わりとなりました。
しばらく進んで、下図は10時頃の局面。▲4五歩で藤井王位が仕掛けます。前例は昨年11月に指された、ALSOK杯第74期王将戦挑戦者決定リーグ戦▲永瀬-△近藤誠也七段(現八段)の1局のみ。▲4五歩以下、△4二飛▲4四歩△同銀▲7九玉△7五歩▲8三角と進みました。△7五歩の反発に対して馬を作る角打ちを放ち、流れは激しくなっています。船江七段は前例の進行を確認すると「▲4四歩△同銀▲7九玉の進行は、いつでも△5五銀左があるので、先手を持ってとても怖い気がします」と局面の印象を話しました。本局はこれまでの千日手模様から打って変わって、1日目から本格的な戦いに入るのでしょうか。
お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負第2局 
2025年7月15日 (火)
1日目午前のおやつ
1日目対局開始まで
1日目対局開始
1日目動画情報
本局は2日間にわたって、ABEMAで動画中継されます。1日目の情報は以下のとおり。
【1日目】
・8時30分から封じ手まで
・出演者:伊藤真吾六段、佐藤慎一六段、本田小百合女流四段、竹部さゆり女流四段
https://abema.tv/channels/shogi/slots/EudAzgPaq9iVT5