お~いお茶杯第64期王位戦七番勝負第2局 Feed

2023年7月14日 (金)

昼食の注文は、藤井王位が「うどん膳(玉子とじ)」、佐々木七段が「神戸牛すき鍋膳」。

Img_8303(玉子とじうどん)

Img_8316(藤井王位の注文)

Img_8288(神戸牛にはきれいなサシが入っている)

Img_8284(佐々木七段の注文)

【2日目は佐々木七段が神戸牛、すき鍋膳に 藤井王位は「うどん膳」の卵とじ 王位戦第2局の昼食|神戸新聞NEXT】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016584002.shtml

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(山道に入っておよそ1時間後の風景)

一般に「六甲山」は、大小の山を含む六甲山系全域のことを示します。山頂の中でも最高峰(約931メートル)に歩いて向かうには、温泉街からだと南東方向に山道を進みます。

6m01b_img_4940(1枚目の写真の右奥、遠くに建物群が見える)

6m01c_img_5046(温泉街の近く、魚屋道の入り口。江戸時代には有馬温泉に魚を運ぶために使われた)

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6m01e_img_4577(山道に入らず、周辺を歩くと急な階段があった)

Img_8200(封じ手封筒の一式が控室に運ばれた)

Img_8258(また、前夜祭のトークショーに司会として登壇したデイリースポーツの松下雄一郎記者が姿を見せた)

棋士や関係者から促されて継ぎ盤前に着席しました。村山八段から直接、現局面について教わっています。

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藤井王位は49分の長考で馬を上がりました。代えて△7五馬~△6六馬の筋もありましたが、本譜は△7七歩成▲同銀△6七馬▲同金右に△3四飛で銀を取る狙いです。この変化は封じ手予想時、村山八段が一案として挙げていました。

進行の一例として(A)▲1五香には、△1四歩▲同香の2手を利かしてから△7七歩成▲同銀△6七馬▲同金右△3四飛と銀を取ります。以下▲1二歩成の追撃は△1四飛で根元の香を取り払うことができ、▲2二と△同金(A図)で後手よし。

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よって村山八段は「仕方ないですが(B)▲5六角だと思います」と解説します。以下△1三香のときにうまい手があるかどうかで、例えば▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩(B図)は8四飛の横利きが通っているため▲同銀成に△2四飛▲同成銀と交換されてしまいます(7四に馬がいたときは生じない変化)。続く△2八飛で後手優勢です。

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手順中の△1三香のとき、▲2四歩ではなく▲3三銀成△同銀▲2五桂や▲7四歩なども検討されましたが、どれも後手ペースと見られています。

Img_8193(△8五馬が指される前の検討風景)

【藤井、熟慮の封じ手は「7四角成」 佐々木が端攻め、勝負どころに 王位戦第2局2日目|神戸新聞NEXT】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016583675.shtml

10時、両対局者におやつが用意されました。注文は、藤井王位が「ささらオレンジ」と「アイスコーヒー」、佐々木七段が「パインジュース」。ドリンク類は対局室に、そのほかは対局者用控室にそれぞれ運ばれます。

Img_8216(藤井王位の注文)

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Img_8246(佐々木七段の注文はドリンクのみ。1日目午前のおやつでもそうだった)

【藤井は「ささらオレンジ」 佐々木はパインジュース 将棋王位戦第2局2日目、午前のおやつ|神戸新聞NEXT】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016583872.shtml