午後の棋士室 午後に入ると棋士室に徐々に人が増えてきました。 (宮本広志五段がモニターを見ながらコメントを寄せる) (平藤眞吾七段は真新しい将棋世界に目を通していた) (竹内雄悟四段はスマホで進行をチェック) (右端は奨励会員と和やかに情報交換する西川和六段)
澤田六段、残り1時間を切る 豊島八段は棋士室で挙げられていなかった▲4四歩を着手。澤田六段は意表を突かれたのか、3手連続の長考となっています。15時30分頃に残り時間が1時間を切りました。対して豊島八段の残りは2時間46分。壁銀と玉頭の2枚の垂れ歩で、後手が神経を使う展開と見られています。 (澤田六段は3手連続の長考で惜しみなく時間を使う)
関西将棋会館 関西将棋会館はJR大阪環状線福島駅(大阪駅の隣)から徒歩3分の好立地にあります。(エントランスの上に「関西将棋会館」)(1階エントランスから入って右手に売店。『将棋世界』7月号もいち早く販売されている) (各階案内。3階以上は関係者以外は原則として入れない) (来訪者は要注意)
『将棋世界』7月号 来月初旬に一般に発売される『将棋世界』7月号が棋士室に届きました。付録は四段昇段を決めた際に将棋世界本誌に掲載されるインタビュー「四段昇段の記」をセレクトしたもの。(表紙は羽生善治竜王。本局の勝者が挑戦権をかけて戦う相手だ) (付録はあのとき流した涙を忘れない……「四段昇段の記セレクション」) (ニコニコ生放送で解説している佐藤紳哉七段の記もある)
澤田六段連続長考 ▲6五同歩に対し、△7五歩、△9五歩、△6五同桂のいずれもあるといわれていました。澤田六段は前手△6五同歩に続いて46分の長考で、△7五歩を選びました。対しては▲7五同歩も▲6四歩も考えられるようです。△7五歩以下の進行の一例は▲6四歩△6五桂▲同銀△同銀▲6三歩成△同金▲7二角。この進行は先手の狙いどおりに飛車金両取りがかかり、後手は変化する必要があります。 (▲7五同歩と▲6四歩、今度は豊島八段が選択を迫られる)