第59期王位戦七番勝負第7局 Feed

2018年9月26日 (水)

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戦型は四間飛車に振った菅井王位が、第6局に続いて穴熊に組みます。対する豊島棋聖は早めに▲6六銀型を作りました。第6局では▲9八香~△9一玉▲6六角という順で、6六には角を配置していたので、また違った展開となりそうです。

Photo_7(菅井王位が駒箱を開ける)

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Photo_10 (駒が並べ終わり、続いて振り駒。「と」が3枚で豊島棋聖の先手に決定した)

Photo_11(立会人の塚田九段の号令で対局開始。運命の第7局が始まった)

Photo_12(豊島棋聖の1手目は▲2六歩)

Photo_13(菅井王位は角道を開ける△3四歩を着手)

2018年9月25日 (火)

ニコニコ生放送、1日目の解説は田中寅彦九段、聞き手は甲斐智美女流五段。2日目の解説は松尾歩八段、聞き手は貞升南女流初段がそれぞれ担当します。
【王位戦第7局1日目】
http://live.nicovideo.jp/gate/lv315512295

AbemaTV、1日目の解説は阿部健治郎七段、佐藤和俊六段。聞き手は本田小百合女流三段、中村真梨花女流三段。2日目の解説は北浜健介八段、田村康介七段。聞き手は竹部さゆり女流三段、中村桃子女流初がそれぞれ担当します。

【王位戦第7局1日目】

https://abema.tv/channels/shogi/slots/8xuWE2cPwkerNb

本日の更新は以上で終了します。明日は9時から対局開始です。お楽しみに。

18時からは関係者による夕食会。都市センターホテル1階の「和食処 梅林」で行われました。

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Photo_28 (冷蔵庫のなかには日本酒がぎっしり)
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(五十嵐正剛・北海道新聞社東京支社長の挨拶)

「今期の王位戦が、明日からついに最終局を迎えます。弊社が担当した第3局は、直前に豊島さんが棋聖に就かれて、若手タイトルホルダー同士の戦いとして大いに盛り上がり、大盤解説会にも500人を超える方々が集まりました。北海道は今月6日に胆振東部地震が発生し、北海道全体が停電するという事態にも見舞われました。いまも避難所で暮らす住民が残っています。また7月には、西日本豪雨の被害も各地に影を落としました。対局者のお二人には、将棋ファンをはじめ多くの被災者を勇気づけるような熱戦を期待しております」

Photo_25 (続いて日本将棋連盟を代表して常務理事の森下卓九段が挨拶。このあと乾杯が行われ、和やかな雰囲気で歓談となった)

「王位戦は私にとって非常にご縁の深い棋戦で、地元の福岡・西日本新聞様には30年以上お世話になっています。自分も18歳で初めて王位リーグに入らせていただきました。若いころは自慢じゃないんですが、常連で。自慢ですね(笑)。昭和63年と平成元年は、2年続けて挑戦者決定戦までいきました。63年は必勝の将棋を負けて、元年は勝っていたと思うんですけどね、勝ちきれずに、いずれも私に勝った方が王位になったということがありました。挑戦者の豊島棋聖は私より二回り若い午年なんですね。豊島棋聖が生まれた平成2年は私も運命が変わった年でありまして、24歳から苦しい人生になってしまったんですけど。さらにその一回り若い人には、藤井聡太七段がいます。また、菅井王位の師匠である井上慶太九段とは奨励会の頃から37、8年にわたるおつき合いで、いまは同じ理事職を務めさせていただいています。今回の立会人の塚田泰明九段は、私の2歳上なんですけれども、一緒に奨励会に入って丸々40年なんです。同期の桜。(塚田九段に向かって)先生、長い桜ですけど(笑)。そういうふうに考えてきますと、人のご縁の不思議さが思われ、感慨深いものがあります。私も何とか気持ちを新たにいきたいと思います。ぜひ今後とも将棋界を支えていただきますよう、よろしくお願いいたします。菅井王位と豊島棋聖には最終局を飾るにふさわしい一局を期待しております。頑張ってください」

Photo_26(左奥は「かます山葵漬け松前焼」。右手前は「茄子と秋刀魚の揚げびたし」)
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(デザートには「わらび餅と柿 抹茶」)