（本日の対局立会人の小林宏七段。関係者と談笑している）

（本日の東京新聞。内田晶さんによる女流王位戦挑戦者決定戦▲清水市代女流六段－△岩根忍女流三段戦の観戦記が掲載されている）

　

 
木村八段は第50期、第55期に王位戦七番勝負に登場している。本局に勝てば３度目の七番勝負になる。第50期は深浦康市王位（当時）に３連勝したものの４連敗で、タイトル奪取ならず。第55期は羽生善治王位に２勝４敗１持将棋で敗れた。
豊島七段が勝てば、王位戦七番勝負登場は初になる。
今期の挑戦者はどちらだろうか。
　

（桑名市立陵成中学校の生徒が対局観戦を行った。三重県から修学旅行で東京を訪れたという。木村はにこやかに「修学旅行はどこ行くの？　スカイツリー？」と声を掛ける）

（控室を訪れた５人の生徒たち。対局観戦の感想を聞くと「空気が重かったです」「緊張感が凄かった」と話した）

（本局の観戦記者、小池大志さんからレクチャーを受ける）
　

（駒袋を開ける木村八段）

（木村八段の振り歩先で振り駒が行われた。結果は歩が３枚。木村八段の先手に決まった）

　

（先手に決まった木村八段。初手▲７六歩を着手する）

（２手目△３四歩を着手する豊島七段）

（▲７六歩△３四歩と進んだ盤面）
　

第57期王位戦（主催、新聞三社連合）挑戦者決定戦は６月１日（水）東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始。羽生善治王位に挑戦するのは木村一基八段（白組優勝）か豊島将之七段（紅組優勝）か。
持ち時間は各４時間。先後は振り駒で決められる。

本局は北海道新聞・東京新聞・中日新聞・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙上において、小池大志さんによる観戦記が女流王位戦五番勝負の掲載後で連載します。詳しくはそちらもあわせてご覧ください。

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