第57期王位戦七番勝負第6局 Feed

2016年9月12日 (月)

1万坪の陣屋の庭園を紹介します。

Img_5351入って右手の池。正面のモミジが色づくのは11月頃だろうか。

Img_5233池には立派な錦鯉が泳いでいる。

Img_5340竹林も見どころの一つ。春にはここで掘ったタケノコが振る舞われる。

Img_5362陣屋のお湯は飲泉できる。胃腸によさそうだ。

Img_5352池側から見たトトロの木。

創業100年以上に及ぶ老舗旅館「元湯 陣屋」。鶴巻温泉の名湯と1万坪の庭園、素晴らしい会席料理が自慢の宿です。そして将棋と囲碁で数々の名勝負が繰り広げられた舞台でもあります。

Img_5360

敷地の入り口には、宿泊客の到着を知らせる陣太鼓が設置されている。木村義雄名人と升田幸三八段(肩書はいずれも当時)が戦った第1期王将戦で生じた「陣屋事件」を気に、設置されたものだ。詳しくは陣屋のホームページをご参照いただきたい。

Img_5342庭園を抜ける小路。左右に庭や池が広がっている。

Img_5348入ってすぐ右手に「トトロの木」(クスノキ)がある。

Img_5336階段を上がり、飛び石を渡ると玄関が見えてくる。

Img_5331

2016091237図は15時頃の局面。
木村八段は角換わりから▲4五歩と位を取りました。部分的には第5局でもでてきた形ですが、そのとき先手を持っていたのは羽生王位です。ツイッター解説の牧野五段は、この局面で後手が待機戦術をとるのか、仕掛けを模索するのかに注目。羽生王位の棋風としては、仕掛けを模索すると予想しています。

Img_5296木村八段は、第5局で相手が指した作戦を採用した。

Img_5327羽生王位は待機戦術か、それとも動きを見せるのか。

15時を回り、対局者におやつが運ばれました。羽生王位が「ホットレモンティー」と「チョコレートケーキ」、木村八段が「ホットコーヒー」と「和菓子」です。

Img_5379チョコレートケーキとレモンティ。

Img_5384和菓子とコーヒー。

秦野市は神奈川県の中西部に位置し、東は厚木市と伊勢原市、南は平塚市と足柄上郡などと接しています。北西部には丹沢を抱えて豊かな自然に恵まれており、市街地は南部の秦野盆地を中心に広がっています。市内を流れる金目川のほとりは桜の名所として有名で、市民の憩いの場となっています。
丹沢は登山やハイキングの名所で、秦野市はその出発地として登山コースが整備されており、多くの登山客が訪れます。また、対局が行われている鶴巻温泉も歴史のある温泉として人気があります。

今回は秦野市の東部、丹沢の南端にある弘法山公園を紹介します。
弘法山、権現山、浅間山の3山を含む一体が弘法山公園として、ハイキングコースとなっています。小田急線の秦野駅から公園に入り、半日ほどかけて散策し、鶴巻温泉に下るコースなどがあります。公園内は春に満開の桜に彩られるほか、天気のいい日は富士山を眺める絶好のスポットとしても有名です。

Img_5255

Img_5266雲がなければ富士山を望める。

Img_5264羊が食事中。

Img_5268

Img_5274気持ちのいいハイキングコースが整備されている。

Img_5259_2大粒の栗が鈴生り。