第57期王位戦七番勝負第5局 Feed

2016年8月30日 (火)

羽生王位が対局室に戻ってすぐに、「時間になりました」と対局再開が告げられました。羽生王位はすっと盤上に手を伸ばします。木村八段は13時35分ごろに対局室に戻りました。

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12時30分、図の局面で昼食休憩に入りました。昼食は羽生王位が親子丼、木村八段が鉄火丼。どちらも小鉢、赤だし、香の物がセット。親子丼は阿波尾鶏を使ったものです。対局は13時30分に再開されます。

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眉山は標高276メートル、眉のようななだらかな姿が特徴的な山で、徳島市のシンボルです。ふもとには阿波おどり会館があり、ロープウェーが運行しています。『万葉集』第6巻には「眉の如 雲居に見ゆる 阿波の山 かけてこぐ舟 泊知らずも」とあり、ここから眉山の名がついたとされます。

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阿波おどりの起源には、徳島城の落成祝いに町人が身振り手振りに踊りながら城内を回ったという説があり、以来400年近い歴史が今日まで受け継がれています。「踊る阿呆に見る阿呆」という言葉が有名。8月12日から15日までの4日間は徳島市が阿波おどりの熱狂に包まれ、県外からも見物客が訪れます。徳島阿波おどり空港では、7体の阿波おどり像が観光客を迎えます。

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徳島市は徳島県の東部に位置する県庁所在地。1585年、蜂須賀家政が羽柴秀吉から阿波国の領主に封じられると、猪山(現在の城山)に城を築きました。家政が翌年に居を移し、渭津と呼ばれていた地を徳島と改めて以来、徳島は城下町として発展しました。現在は徳島城跡をはじめとした史跡や寺社、阿波おどりなどの行事で観光客を集めています。特産品としてはスダチが有名です。

【徳島市ホームページ:徳島市公式ウェブサイト】
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/

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10時、対局室におやつが運ばれました。注文は両対局者ともホットコーヒー。焼き菓子が添えられています。使われているのは大谷焼のカップです。大谷焼は国の伝統工芸品に指定されている、鳴門市大麻町で生産される陶器。鉄分の多い土によって、ざらりとした風合いと金属光沢を感じさせる質感が特徴です。

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