第56期王位戦七番勝負第1局は、羽生王位が122手で広瀬八段を破り、幸先の良い勝利を挙げました。終了時刻は18時45分。消費時間は▲広瀬7時間59分。△羽生7時間28分。第2局は7月21・22日(火・水)に、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われます。
第56期王位戦七番勝負第1局 
2015年7月 8日 (水)
後手優勢
景色が変わる
広瀬八段が攻勢とる
松尾 私、先生の将棋に憧れていて、勉強したんですよ。
福崎 あらそう。松尾さんも今日は服がよくお似合いで。声も渋いし、声優さんみたいやね。
福崎 羽生王位と広瀬八段、どちらを応援しているか手を挙げていただきますか。はい、数えて。
松尾 ほとんど同じですね。羽生王位のときに結構たくさんの方が手を挙げられていたんですが、広瀬さんのときも同じくらいの方が手を挙げられました。
福崎 先手がちょっとよさそうですかね。先手がこうやったら松尾さんどうするの。
松尾 ちょっと厳しいですけど、こうしますか。
福崎 あ、本気で僕を倒しに来てるな。じゃあこうやって、ほんとは成るとこやけど今日は成らんといてあげる。
松尾 先生どっちでも同じです。参りました。
福崎 先手がやれそうですかね。急所に手がついてますよね。
夕日が彩る丘
銀波荘から丘の上を目指して10分ほど歩くと、「夕日が彩る丘」に出ます。天気がよければ対局前日にここで記念撮影をする予定でした。
■夕日が彩る丘西浦温泉は三河湾に突き出た半島の先端にあり、万葉集にも詠まれた景勝地です。なかでも、ここ「夕日が彩る丘」は、夕日が美しく彩る三河湾を一望する絶景のスポットです。「真実の鐘」は、夕日が沈む瞬間に、この鐘をふたりで鳴らしながら、心清らかに願うことで、そのふたりの願いが叶い、幸せになると言われています。
また、万葉の小径から稲村神社へ通じる遊歩道の途中にある「朝日が輝く丘」は、朝日が昇り輝く三河湾を一望する絶景のスポットで、その丘の「希望の鐘」と鳴らすと、開運招福、身体健全、商売繁盛などの願いが叶うと皆さんから愛されています。早朝のひと時、少し足を延ばされてみては如何ですか。