第51期王位戦七番勝負第6局
2010年9月 1日 (水)
昼食休憩に入る
図の43手目▲2四歩の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は深浦54分、広瀬2時間12分。対局再開は13時30分です。
(銀杏)
歩がぶつかる
図は43手目▲2四歩まで。1日目午前中に早くも歩がぶつかりました。中村九段に現局面について聞きました。「二人とも第4局で死ぬほど考えたでしょうから、この局面も想定内の戦いだと思います。深浦王位の▲7九金寄(41手目)は自然な手ですが、1手遅れるので第4局は▲3五歩と仕掛けたのでしょう。(広瀬六段が比較的短考で△5五歩と突いたことについて)▲7九金寄は予想していたのでしょうね。本局も私がわからない進展になるかもしれないですが、変化が狭そうなのでどうか。広瀬六段は動いた以上は良くなる順があると見ています」
(駒がぶつかり、中村九段、佐藤七段が検討開始。上の図から△2四同歩▲5五歩△5六歩の進展を調べている)
(銀杏)
深浦王位が変化
11時40分ごろ、深浦王位が41手目▲7九金寄として第4局の進行に別れを告げました。第4局では▲2四歩△同歩▲3五歩と仕掛けていました。第4局の進展よりも良いと判断したものと考えられます。
(銀杏)