2026年8月

2026年8月27日 (木)

20260827_256

(対局者が大盤解説会場に到着)

20260827_261

藤井聡太王位「序盤から中盤に向けては間合いが難しい将棋でした。▲8六歩(63手目)のあとはお互いの玉が薄いまま戦いが続きました。次局にむけてはしっかり準備して、いい将棋が指せるように全力を尽くしたいです」

20260827_269

伊藤匠二冠「藤井王位の構想にうまく対応できず、ここにせっかく封じ手の場面を作っていただいていますが、ここでは既に差がついてしまったと思います。早い終局になり、皆様には申し訳ない気持ちです。次の対局ではいい将棋をお見せできるようにしたいです」

20260827_284

(対局者は退場。立会人の中田功八段が壇上に視線を送る)

20260827_286

(登壇した中田功八段。解説会にゲスト出演を予定していたが、早い終局に備えて出演をキャンセルしていた)

20260827_289

中田功八段「藤井さん(王位)と一緒の車でホテルに帰ってって言われたんですけど、そりゃ残りますよ。ここでしゃべっていきましょうよ」

本局のブログ更新はこれで終了します。ご観戦ありがとうございました。

感想戦を終えたあと、対局者は「アスティとくしま」に向かい、大盤解説会に出演しました。

20260827_235

(大盤解説会場)

20260827_234

(封じ手が展示されていた)

20260827_246

(藤井奈々女流初段と武市三郎七段が、感想戦をモニターで見ながら解説を進めていたようだ)

終局が早かったため、感想戦を終えてから大盤解説会場に向かうことになりました。

20260827_223

(藤井聡太王位)

20260827_231

(伊藤匠二冠)

20260827_224

(藤井王位)

20260827_226

(伊藤二冠)

20260827_232

(感想戦の様子。観戦記者の相崎修司さん、記録係の柳瀬俊輔二段、立会人の中田功八段が見守っている)

20260827_197

(対局室に向かう立会人の中田功八段)

20260827_198

(終局直後)

20260827_200

(3勝目をあげた藤井聡太王位)

20260827_206

20260827_210

【藤井聡太王位インタビュー】
--1日目に駒組みを進める中で金を7七に上がり(59手目)、▲8六歩(63手目)と仕掛ける形になりました。
「▲7七金(59手目)は手渡しで、本意ではなかったです。▲8六歩から戦いを起こしてどうかと考えていました」

--▲7五歩(67手目)からは馬を作りながらの玉頭の押し引きがあったかと思いますが、2日目の攻防をどのように見ていましたか。
「拠点を生かして攻めていければ面白いかなと思っていましたが、具体的には悩ましいところも多かったです。▲7六金(85手目)で駒を入手できる形になり、攻めがつながりそうな展開になったと思います」

--本局全体を振り返って。
「序盤から間合いの取り方が難しい将棋で、中盤以降の仕掛けや成否が複雑な将棋でした」

--次局に向けてひとことお願いします。
「後手番なのでしっかりと準備をして、いい状態で臨みたいと思います」

20260827_212

(敗れた伊藤匠二冠)

20260827_216

【伊藤匠二冠インタビュー】
--1日目に藤井王位が▲6八金左(57手目)~▲7七金(59手目)という打開策で、▲8六歩(63手目)から仕掛けました。1日目の午後は局面が動きましたがいかがでしたか。
「▲7九飛(55手目)の構想が気づいていなくて、駒組みに問題があったかもしれないと思いながら指していたのですが、▲6八金左~▲7七金と難しい呼吸で指されて、方針をつかみきれなかったです。▲8六歩(63手目)に△同歩が悪い手で、次の▲8四歩で相当厳しくなりました」

--一局を振り返って。
「1日目で悪い手を指してしまい、不甲斐ない気持ちです」

--次局に向けてひとことお願いします。
「本局はまずい内容にしてしまいましたが、挽回のチャンスがあると思ってしっかり立て直して、いい将棋が指せるようにがんばります」

Oui20260826010193

伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負第5局、▲藤井聡太王位-△伊藤匠二冠戦は、15時38分、93手で藤井王位の勝ちとなりました。消費時間は▲藤井5時間40分、△伊藤7時間9分。これでシリーズ成績は藤井王位の3勝2敗となりました。第6局は9月8日、9日(火、水)に、神奈川県秦野市「元湯陣屋」で指されます。

15時から大阪府高槻市「関西将棋会館」で行われている本局の大盤解説会の模様が届きました。

(撮影:武蔵)

A7c09548

(15時から関西将棋会館で行われている大盤解説会)

A7c09542

(井上慶太九段)

A7c09545

(井上門下の菅井竜也八段)

A7c09540

(ほぼ満席の解説会)

A7c09555

(16時半頃追加。竜王挑戦を決めた服部慎一郎七段も解説に加わる。写真は次の一手の当選者発表のもの)