2025年8月

2025年8月25日 (月)

藤井王位、永瀬九段の順で明日からの対局の意気込みが語られました。

Fujii02(藤井王位)

「私は徳島が去年に続いて5回目で、本当に多くの方に温かく迎えていただいきました。明日の対局では盤上に集中して。2日間ファンの皆さまに楽しんでいただけるよう、精一杯頑張りたいと思います」

Nagase02(永瀬九段)

「徳島と言えば鳴門金時、徳島ラーメンなど名産が多いと思うのですが、父がラーメン屋をやっておりまして、徳島ラーメンをいただいて研究したいと思っています。徳島対局と言えば、渭水苑さまという印象があるので、対局者として来れることを光栄に思っています。徳島の美味しいものをたくさんご用意いただいたので、私自身は盤上に集中して頑張りたいと思っています」

Fun06(佐藤駿佑さん、武田百合奈さんからそれぞれ花束贈呈)

Fun07 (記念撮影)

Fun08(今度は両対局者のみで)

(書き起こし:夏芽)

18時から渭水苑正面の祥雲閣で、第5局ファンとのつどいが開催されました。

Fun01 (多くのお客さんが集まった)

Fun02 (両対局者登壇)

Fun03 (池上治徳・徳島新聞社理事社長)
徳島新聞社は1984年の第25期から主催している点に触れました。

Fun04(清水市代・日本将棋連盟会長)
藤井王位が徳島対局に相性がよいこと、だからこそ永瀬九段にとっては勝てば1勝以上の価値があると話しました。

Fun05 (品川長久・伊藤園中四国・九州地域営業本部執行役員本部長)
海外ではお茶は飲むと頭がシャキッとするとして、IT企業を中心に親しまれている点に触れました。

Fujii01(藤井聡太王位)

「私にとっては防衛がかかる一局ではありますけど、そのことは意識せず、盤上に集中して戦いたいと思います。先週の第4局はあまりよくない内容で敗れてしまったので、まずはいい将棋を指せるようにという気持ちで、明日の対局を迎えたいと思います。徳島は王位戦で毎年うかがっていますけど、すごくいつも歓迎して、注目していただける印象があります。私にとってはいいイメージの対局場でもありますし、徳島のファンの方に熱戦をお見せできるように精一杯頑張りたいと思います」

Nagase01(永瀬拓矢九段)

「明日の意気込みとしては『集中してよい将棋を』という風に思います。内容にとしては『熱戦にできればよいな』と思います。タイトル戦に出ますと藤井王位と当たるのが自然な流れですので、私が結果を出し続けることができれば、その流れが続くかなと思っています。まだ空港に着いてからタクシーで移動しただけで、観光というところがないのですが、タイトル戦に適した環境だなと思ったので、集中して挑みたいと思います」

(書き起こし:夏芽)

17時開始予定の検分が準備ができ次第となり、若干の前倒しで行われました。

Ke01 (藤井聡太王位)

Ke02 (永瀬拓矢九段)

Ke03 (照明の具合を確かめる両者。若干の調整が行われた)

Ke04 (調整後。永瀬九段は念入りに周囲を確認していた)

Ke05 (検分は10分弱を要して終了した)

藤井聡太王位(七冠)に永瀬拓矢九段が挑戦する、伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負(主催:新聞三社連合、日本将棋連盟、特別協賛:伊藤園)は藤井王位が3連勝のあと、永瀬九段が1勝を返しました。第5局は8月26日(火)から27日(水)にかけて、渭水苑(徳島県徳島市)で行われます。持ち時間は各8時間。先手は永瀬九段です。対局開始は9時。昼食休憩は12時30分から13時30分まで。1日目の18時を過ぎると手番の棋士が次の手を封じます。立会人は森内俊之九段、副立会は武市三郎七段、記録係は松岡杜都初段(中田功八段門下)、現地大盤解説会は解説を武市七段、聞き手を島井咲緒里女流二段(LPSA所属)、観戦記担当は諏訪景子さんがそれぞれ務めます。

棋譜・コメント入力は夏芽、ブログは飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

Bri (徳島県を窓口に四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋)

Toku01 (徳島市も晴れ。明日も晴れの予報)

2025年8月20日 (水)