予定を早めて昼食休憩に 伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦第4局は、対局室に音声が流れたトラブルに対応するために11時35分頃から対局を中断していますが、中田功八段、稲葉陽八段と関係者を交えた協議の結果、原因究明と対策のためにこのまま予定を早めて昼食休憩に入ることになりました。 対局再開は13時半を予定しています。 (宗像ユリックス内の久原澤田古墳群。「古墳広場」として親しまれている)
11時すぎの宗像ユリックス (11時すぎの宗像ユリックス。テニスコートやプールがある複合施設で、対局が行われれている本館には図書館、プラネタリウム、ギャラリー、ホールなどがある) (対局室と同じ2階にあるプラネタリウム) (投影機が展示されている) (宗像ユリックス内では多くの文化講座が開かれている。土曜日にこども将棋教室、木曜日におとな向けの将棋教室が開かれている)
藤井王位の長考 藤井王位が前例から離れた上図で1時間以上考えています。 正立会人の中田功八段「稲葉さんに聞いてください」 副立会人の稲葉陽八段「前例の△8一飛と違って角取りではないので、すぐ▲7三歩成と指す必要がありません。1手の猶予があるので(1)▲8五歩△同桂▲8六銀や、(2)▲9七桂と角を攻める手を考えてみたいです。△3三銀で後手玉が広くなっているので、ひとつ攻め間違えると取り返しがつかないことになるので長考しているのでしょう。もし△3三銀が初見であれば、昼食休憩まで考えてもおかしくないと思います」 (盤面などが映るプロジェクター映像を見ながら話をする、藤井奈々女流初段、中田功八段、稲葉陽八段)
前例を離れる 10時過ぎで50手以上進みました。上図まで前例があって△8一飛と指されていましたが、ここで永瀬九段が△3三銀と上がりました。 (2手目△8四歩を指す永瀬拓矢九段。どのような構想を用意しているだろうか)