中の坊瑞苑は、明治元年(1868年)に梶木源治郎が温泉旅館「中の坊」を譲り受けたことから始まった、有馬温泉を代表する老舗旅館です。有馬温泉自体は日本三古泉(愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉)のひとつとして知られ、古くから多くの人々に親しまれてきました。中の坊瑞苑は創業以来150年以上にわたり、伝統と革新を重ねながら発展を続けています。戦後の一時休業や阪神・淡路大震災など幾多の困難を乗り越え、1979年には現在の「中の坊瑞苑」として新たにオープンしました。著名人も数多く宿泊することでも知られています。近年はリニューアルを重ね、上質なおもてなしと大人のための静かな空間を提供し続けています。


