2024年5月

2024年5月30日 (木)

対戦成績は渡辺九段13勝、斎藤八段6勝。2018年の王座戦挑戦者決定戦は斎藤八段(当時七段)が勝ち、王座獲得につながる大きな勝利になりました。2021年、2022年には名人戦七番勝負で名人位を争い、いずれも渡辺名人(当時)が4勝1敗で防衛しています。王位戦で当たるのは初めてです。

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本局の観戦記を担当するのは内田晶さん。北海道新聞・東京新聞・中日新聞・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙に掲載されます。今日の東京新聞には、内田さんが執筆した挑戦者決定リーグ紅組の観戦記が掲載されています。佐々木大地七段と藤本渚五段による一戦。一局を振り返っての両者の感想が載っています。

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本局の模様は中日新聞・東京新聞のYouTubeチャンネル、ABEMAで中継されます。ABEMAでは15時から村田顕弘六段によるテキスト解説を予定しています。

【中日新聞・東京新聞YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/@chunichishogi/featured

【ABEMA】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/97vw2j5wdmL6oh

伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦挑戦者決定戦、渡辺明九段と斎藤慎太郎八段の一戦を中継します。どちらが勝っても王位初挑戦となる大一番です。
対局は5月30日(木)、東京・将棋会館で10時開始。持ち時間は各4時間。先後は振り駒で決定します。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を牛蒡、ブログを文が担当します。

【主催:新聞三社連合】

【特別協賛:伊藤園】
https://www.itoen.jp/oiocha/

2024年5月14日 (火)

本日の対戦結果と最終成績は以下の通りです。紅組優勝は斎藤慎太郎八段、白組優勝は渡辺明九段に決まりました。

 

【紅組】
佐々木大地七段(3勝2敗)●ー○佐藤天彦九段(3勝2敗) 
豊島将之九段(1勝4敗)●ー○石井健太郎七段(1勝4敗)
斎藤慎太郎八段(4勝1敗)○ー●藤本渚五段(3勝2敗)

 

【白組】
羽生善治九段(3勝2敗)●ー○飯島栄治八段(1勝4敗)
渡辺明九段(4勝1敗)○ー●木村一基九段(3勝2敗) 
森内俊之九段(3勝2敗)○ー●西川和宏六段(1勝4敗)

 

【紅組】
①斎藤慎太郎八段(4勝1敗)優勝
②佐々木大地七段(3勝2敗)残留
③佐藤天彦九段(3勝2敗)陥落
④藤本渚五段(3勝2敗)陥落
  ※佐々木、佐藤、藤本の直接対決は1勝1敗
   前期挑戦者の佐々木が残留 佐藤前期1勝 藤本前期不参加
⑤石井健太郎七段(1勝4敗)陥落
⑥豊島将之九段(1勝4敗)陥落
  ※豊島―石井は直接対決は石井勝ち

 
【白組】
①渡辺明九段(4勝1敗)優勝
②羽生善治九段(3勝2敗)残留
③木村一基九段(3勝2敗)陥落
④森内俊之九段(3勝2敗)陥落
  ※直接対決は1勝1敗 前期挑戦者決定戦進出の羽生残留、木村森内は第64期予選2勝、第63期予選1勝で同じ。第62期リーグで、木村3位。
⑤西川和宏六段(1勝4敗)陥落
⑥飯島栄治八段(1勝4敗)陥落
  ※直接対決は西川勝ち

 

渡辺明九段と斎藤慎太郎八段による挑戦者決定戦の対局日は5月30日(木)です。東京・将棋会館で行われます。

 

◇再掲◇
王位戦は各組で1名が優勝し、上位2名(優勝者を含む)が残留するリーグです。
リーグ戦の優勝者は、リーグ戦の勝敗を優先して決定します。4勝1敗の同星で並んだ場合、該当者が2名・3名に関わらずプレーオフを行います。また、3勝2敗で並んだ場合、3名では該当する直接対決>前期成績(前期リーグ勝星>前期予選勝星)の順に優勝者・残留者を決めます。

 

詳しくは「棋戦概要」をご覧ください。
【日本将棋連盟HP:王位戦】
https://www.shogi.or.jp/match/oui/