下段飛車の転回 46手目△7四歩の局面で長考していた藤井王位でしたが、1時間19分の考慮で▲8九飛と回りました。控室では代えて▲4五歩や▲2二歩などが検討されていましたが、この下段飛車の転回は8筋に備えた受けの一手でした。 その後、手番が回った佐々木七段は△2六歩と伸ばしました。控室でも有力と見られていた突き出しです。