国宝犬山城(3) (一階に上がると天守閣の模型が出迎える。以下、順不同) (小牧山合戦で着用されたよろい) (鬼瓦) (城主の居間とされた「上段の間」。奥に違い棚も見られる)上段の間は床が高くなっており、城内で最上の部屋となっています。前期七番勝負第4局が開催された関西将棋会館は江戸城を模して建てられ、「御上段の間」が対局室になりました。同様に床が高く、違い棚も見られます。
曲線的な反撃 10時過ぎ、藤井王位は△7五歩と反撃に出ました。代えて△1七角や△8六歩といった直接手ではなく、次の△7六歩まで手を渡す分、曲線的な手といえます。豊島九段は手を止めました。▲7五同歩は△7六歩で後手の攻めがうるさくなり、先手は何か攻めることになりますが、それは大丈夫だと主張するような手です。 (1日目の指し手を再現する藤井王位。曲線的な手で出方を見る)
国宝犬山城(2) 犬山城は国宝に指定されている城の中でも、最も古いとされています。 (ほかに天守が国宝の城は松本城、彦根城、姫路城、松江城) (天守入り口の近くでは杉の木を矢倉が囲っていた) (大杉様。実際はすでに枯れていたが、大切に祭られている) (天守には地下二階から入り、急な階段を登っていく) (迫力の太い梁や石垣が天守を支える)
2日目午前のおやつ 10時、午前のおやつが出されました。藤井王位は飲み物のみでアイスティーとオレンジジュース、豊島九段がフレッシュフルーツボウル(飲み物なし)。フルーツは別室に運ばれます。 (藤井王位のおやつ) (豊島九段のおやつ)
封じ手開封まで(2) 初形に並べられると、記録係の折田四段の読み上げに従って1日目の手順を初手から再現していきます。 (折田四段が1日目の棋譜を読み上げていく) (読み上げに従って手順を再現) (45手目▲2四桂) (封じ手の局面、78手目△1八香成までが再現された) (封じ手を持った小林健九段が回り込む)封じ手の封筒にハサミを入れ、封じ手が開封されました。 (封じ手は2通、同じものが作られた) (移動先を赤ペンで示し、文字で成か不成かを明示してある)
封じ手開封まで(1) 今朝も対局者の入室に先立ち、両立会人が盤側に就きました。 (右端は寺本政司・中日新聞編集局長) (封じ手の封筒は信玄袋の下に。ハサミも用意されている) (お~いお茶もスタンバイOK) (挑戦者の豊島九段が先に入室) (続いて藤井王位が入室、着座した) (藤井王位が盤上に駒を散らし……) (両者は駒を初形に並べていく)