有馬温泉は、1400年以上の歴史を持つ日本三大古湯のひとつ。神戸市の北東部、六甲山の山麓に位置する温泉地です。療養効果と美容効果の高い「金泉」「銀泉」が湧いており、環境省が療養泉として指定する9つの主成分のうち、7つの成分が含まれている世界的にも珍しい良泉です。有馬温泉は『日本書記』にも名が記されており、豊臣秀吉が愛した地としても有名。いまも温泉街には泉源が点在しています。
(天神泉源。金泉が湧き出す有馬温泉を代表する泉源)
(金泉は鉄を多く含むため、空気に触れるとすぐに酸化して赤くなる)
(極楽泉源。豊臣秀吉の湯殿に金泉を送っていたとされる泉源)
(お湯に含まれる炭酸カルシウムがパイプに蓄積するため、数日ごとに交換するという)
(有馬温泉の大ファンだった太閤秀吉)