2021年5月

2021年5月 7日 (金)

東京で対局している棋士の昼食注文は以下の通りです。

豊島竜王 「うな重セット(肝吸)」(ふじもと)
片上七段 「オムハヤシ」(LAITIER)
永瀬王座 「骨付き鶏もも肉のガーリックローストセット(サラダ・自家製パン付き)、香り高いアロマのネスプレッソコーヒー」(アンフォラ)、「肉豆腐(キムチ)」(鳩やぐら)
近藤誠七段 「にぎり・上、とろたく巻1本」(千寿司)
羽生九段 「鶏からあげ弁当」(鳩やぐら)
佐々木大五段 「ハッシュドビーフ」(Le Carre)
木村九段 「チラシ・並」(千寿司)
斎藤慎八段 「メカジキとズッキーニのオイルパスタセット・大盛(サラダ・自家製パン付き)」(アンフォラ)
佐藤天九段 「豚肉とキャベツの塩こうじ炒め」(Le Carre)

澤田七段は注文なしでした。

また、豊島竜王は「チョコレート(カカオ70パーセント)」、永瀬王座は「バナナ3本」の買い出しを頼んでいます。

20210507e図は東京の▲斎藤慎-△木村戦の11時40分頃の局面です。互いに小刻みに時間を使いながら指し進められ、相矢倉の脇システムの形になっています。開戦は、まだもう少し先になりそうです。現局面は、まったく同一の前例はありませんが、端の形が微妙に違う将棋が何局かあります。

Dsc_91701 (木村九段)

Dsc_92301 (斎藤慎八段)

20210507d図は東京の▲澤田-△佐藤天戦の11時15分頃の局面です。先手左美濃対後手雁木の相居飛車戦にもなりうる出だしから、佐藤天九段が30分の熟考で△5二飛と中飛車にし、対抗形になりました。

Dsc_92421 (佐藤天九段)

Dsc_91821 (澤田七段)

20210507c_2図は東京の▲永瀬-△近藤誠戦の11時頃の局面です。永瀬王座の誘いに近藤誠七段が乗る形で、すでに激しい順に突入しています。先手は竜を作っていますが、後手のほうも銀桂交換の駒得、かつ6二玉型が5二玉型と比べて竜から遠いので、バランスは取れているでしょうか。現局面から▲7七歩には、△2二角~△1二銀という順で竜を捕獲しにいく指し方が考えられそうです。

Dsc_91521 (永瀬王座)

Dsc_92141 (近藤誠七段)

Oui202105070201_50戦型は角換わり相下段飛車。対局開始から1時間ほどですが、すでに本格的な戦いが始まりつつあります。池永五段は軽い桂跳ねから2筋の歩を交換し、対する長谷部四段が逆サイドから反発したところです。

Img_5687_z_ike01 (池永五段は予定どおりと思われる出だし)

Img_5697_z_hase01 (それは長谷部四段も同じようだ)

20210507b図は東京の▲豊島-△片上戦の10時55分頃の局面です。後手の片上七段は、9筋を突き越してのダイレクト向かい飛車にしました。▲8六歩と突いた先手の豊島竜王は、8七銀型に組みそうです。▲8七銀~▲9六歩で9筋を逆襲する筋を考えているのかもしれません。

Dsc_92461 (豊島竜王)

Dsc_91991 (片上七段)